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日経平均は続伸、パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる

2019/8/23 12:11 FISCO
*12:11JST 日経平均は続伸、パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる  日経平均は続伸。44.85円高の20672.86円(出来高概算4億6000万株)で前場の取引を終えている。  22日の米株式市場でNYダウは続伸し、49ドル高となった。新型機の運航再開への期待から航空機のボーイングが大きく買われ、決算が市場予想を上回った小売株なども堅調だった。しかし、IHSマークイットが発表した8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が節目の50を下回ったうえ、連邦準備制度理事会(FRB)高官から利下げに慎重な姿勢を示す発言が相次ぎ、NYダウはマイナスに転じる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反落した。本日の日経平均も売りが先行し48円安からスタートしたが、寄り付きをこの日の安値に下げ渋り、プラスに切り返した。円相場が弱含みとなったこと、米株価指数先物が時間外取引で上昇したことを支えに、前場には20703.93円(75.92円高)まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割ほど、対して値下がり銘柄は4割強となっている。  個別では、任天堂<7974>やソニー<6758>が堅調で、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、資生堂<4911>は小じっかり。ニトリHD<9843>や西松屋チェ<7545>は堅調な8月度売上高が好感された。一部証券会社のレーティング引き上げが観測されたユニファミマ<8028>、ユニゾHD<3258>の争奪戦から撤退するとの観測が報じられたH.I.S.<9603>は大きく上昇。また、業績修正を発表した長大<9624>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が小幅に下落し、ZOZO<3092>や村田製<6981>は軟調。太陽誘電<6976>も3%近く下落しており、電子部品株の下げが目立つ。また、このところ値上がりしていた中小型株に利益確定の売りが出て、イーレックス<9517>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、鉄鋼、パルプ・紙、証券などが上昇率上位。反面、精密機器、鉱業、情報・通信業などが下落率上位だった。  本日の日経平均は寄り付きを安値にプラスへと切り返し、やはり底堅い印象。ただ、米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエルFRB議長講演を前に大方の投資家は模様眺めムードで、為替や海外株動向を睨みながらの持ち高調整の売買にとどまっているとみられる。本日ここまでの東証1部売買代金は7800億円ほどで、1日を通じても1兆5000~6000億円程度だろう。円相場は1ドル=106円台後半で下げ渋っており、アジア市場では中国・上海総合指数がやはり小動き。後場の日経平均は小高い水準でこう着感を強めそうだ。個人投資家が取引主体の中小型株は、イベントを控えた週末とあって利益確定売りに押される銘柄が目立つ。  米国ではカンザスシティー連銀のジョージ総裁が7月の利下げは「必要ではなかった」との見解を示し、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は政策金利について「しばらくは現水準にとどまり状況を見極めるべきだ」などと述べたと伝わっており、追加利下げへの期待がやや後退している。とはいえ市場が9月利下げをほぼ確実視するなか、パウエル氏は難しい舵取りを迫られそうだ。(小林大純) 《AK》
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日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
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4911 東証プライム
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6758 東証プライム
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世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6976 東証プライム
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電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
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7203 東証プライム
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7545 東証プライム
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時価総額 145,789百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品を全国展開。出店はロードサイド中心。小学校高学年向け衣料に注力し、ショッピングモールや首都圏向け出店を強化。季節物衣料や雑貨の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2023/12/19
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コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
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4/18 15:00
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時価総額 143,430百万円
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9624 東証1部
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9843 東証プライム
21,570
4/18 15:00
-335(%)
時価総額 2,468,536百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09
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40,950
4/18 15:00
+260(%)
時価総額 13,031,150百万円
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9984 東証プライム
7,876
4/18 15:00
-124(%)
時価総額 13,569,986百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10