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日経平均は大幅続落、日本電産の切り返しが安心感にも

2018/1/25 12:07 FISCO
*12:07JST 日経平均は大幅続落、日本電産の切り返しが安心感にも  日経平均は大幅に続落。217.18円安の23723.60円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えた。日経平均は3ケタの下落から始まった。24日の米国市場ではダウは反発し最高値を更新したが、ハイテク株が売られており、昨日は安川電<6506>、ファナック<6954>、ソニー<6758>の下げ同様、センチメントを悪化させている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円安の23740円となり、これにサヤ寄せする格好に。その後、昨日の決算で注目されていた日本電産<6594>が切り返したほか、安川電<6506>がプラスに転じた流れもあり、日経平均も下げ渋る場面もみられた。しかし、日経平均は5日線に上値を抑えられる格好から、再び下げ幅を広げている。  東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1400を超えており、全体の7割近くを占めている。セクターでは、空運、銀行、証券、輸送用機器、繊維、保険、金属製品が軟調。半面、石油石炭、鉱業が小じっかりだった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、京セラ<6971>が下落。一方で、電通<4324>、住友鉱山<5713>、安川電<6506>が僅かに下支えする格好。  日経平均はギャップ・ダウンで始まり、その後は下げ幅を縮める場面もみられたが、5日線に上値を抑えられる格好となった。後場は日銀のETF買い入れへの思惑が需給面での下支えとして意識されるが、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期筋の売り仕掛けに押される可能性がありそうだ。ただし、日本電産<6594>がプラスに転じたほか、安川電<6506>も戻りは鈍いものの上昇しており、やや安心感にはつながりそうだ。そのため、インデックスに振らされづらい銘柄へは押し目拾いの流れもみられよう。  また、マザーズ指数は売り買い交錯から若干下げて推移しているが、JASDAQはプラス圏で推移するなど、中小型株への物色は引き続き活発である。需給状況の良好な中小型株には値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 10件
4324 東証プライム
3,824
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+39(%)
時価総額 1,033,111百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
5713 東証プライム
3,696
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-36(%)
時価総額 1,074,849百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6506 東証プライム
3,919
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ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6594 東証プライム
2,755
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-63(%)
時価総額 3,285,528百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6758 東証プライム
3,007
11/29 15:30
-51(%)
時価総額 18,772,996百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
8,240
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+30(%)
時価総額 6,313,002百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
3,887
11/29 15:30
-48(%)
時価総額 3,869,194百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,473.5
11/29 15:30
-6(%)
時価総額 2,225,683百万円
大手電子部品メーカー。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。京都府京都市に本社。事業の選択と集中を推進。中計では26.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/10/20
9983 東証プライム
51,110
11/29 15:30
+10(%)
時価総額 16,264,275百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,936
11/29 15:30
-112(%)
時価総額 13,135,875百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17