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注目銘柄ダイジェスト(前場):良品計画、ミタチ、カルナバイオなど

2023/7/10 11:55 FISCO
*11:55JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):良品計画、ミタチ、カルナバイオなど ミタチ<3321>:1164円(-195円) 大幅続落。前日に23年5月期の決算を発表、営業利益は24.9億円で前期比23.4%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準をやや上回る着地になっている。一方、24年5月期は16億円で同35.8%減の見込みと、一転して大幅減益予想となっている。記念配の一巡もあり、年間配当金も前期の65円から40円に減配計画。需要増加の反動や在庫調整などを想定しているもよう。想定外の大幅減益見通しがネガティブなインパクトに。 Fブラザーズ<3454>:1021円(+38円) 大幅に9日続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は30.7億円で前年同期比2.6倍となり、第1四半期大幅減益決算から一転して大幅増益に。据え置きの通期計画33.5億円、前期比84.2%増に対する進捗率も91.7%に達している。利益率の高い賃貸不動産の売却が完了したことなどが収益拡大の要因に。なお、不確定要素などを考慮して、通期予想は保守的に据え置いているとしている。 エコーTD<7427>:992円 カ - ストップ高買い気配。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は4.5億円で前年同期比5.2倍の水準となり、据え置きの上半期計画5億円、同22.9%増に対する進捗率は90.8%に達している。業績の大幅な上振れ期待が高まる状況となっているもよう。売上高が2ケタ成長となったほか、物流コスト上昇の抑制や配送ルートの見直し、在庫管理の徹底などで収益率も向上したもよう。 良品計画<7453>:1672.5円(+300円) ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表、3-5月期営業利益は125億円で前年同期比2.1倍となり、市場コンセンサスを30億円近く上回ったとみられる。累計営業利益は227億円で同8.7%減だが、上半期実績の同46.0%減から減益幅は大きく縮小。通期計画の下振れ懸念なども後退する状況となっている。月次動向から警戒感が高まっていた中、見直しの動きにつながっている。値上げ効果などによって粗利益率が底打ちしてきているもよう。 安川電<6506>:6030円(-187円) 5日続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は164億円で前年同期比17.9%増となった。また、受注高は1372億円で前四半期比では8%増となっている。業績・受注ともに市場コンセンサスに沿った数値とみられ、サプライズは限定的と考えられる。ただ、受注高は会社計画比でやや弱含みのもようであり、半導体投資の回復が見えていないことで、第2四半期の受注は伸び悩むとの見通しも示されており、ややネガティブな反応が先行。 エクスモーション<4394>:1000円 ウ - ストップ安売り気配。23年11月期の営業利益予想(単体)を従来の2.26億円から1.48億円(前期実績1.84億円)に下方修正している。人材採用の苦戦と退職に伴うコンサルタント要員数の未達に加え、既存のコンサルタントが生成AIを活用したコンサルティングサービスの開発に着手しているため。外部人材を開発に投入していることも利益を押し下げる見込み。なお、連結決算の開始に伴い、営業利益予想(連結)を1.13億円と開示している。 シーユーシー<9158>:3495円(+45円) 大幅に反発。レオス・キャピタルワークス<7330>がシーユーシー株159万7100株(発行済株式総数の5.50%)を保有しているこシーユーシーとが5%ルールに基づく大量保有報告書で明らかになっている。報告義務発生日は6月30日。同報告書によると、保有目的は「投資一任契約」及び「投資信託委託契約」に基づく純投資。レオス・キャピタルワークスの大量保有を受け、投資家の買い意欲が刺激されているようだ。 カルナバイオ<4572>:1005円(+95円) 年初来高値。自社が創出した新規脂質キナーゼDGKα阻害剤のプログラムに関連し、導出先の米ギリアド・サイエンシズと共同出願した特許について、米国特許商標庁から特許査定を受けたと発表している。カルナバイオサイエンスは創製した新規がん免疫療法の低分子阻害薬及びその創薬プログラムの開発・商業化で、全世界での独占的な権利を供与する契約をギリアド・サイエンシズと締結している。 《ST》
関連銘柄 9件
3321 東証スタンダード
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時価総額 9,566百万円
電子デバイス専門のエレクトロニクス商社。取り扱いメーカーは700社超。自動車分野が主要取引先。自社ブランド開発なども。愛知県名古屋市に本社。モビリティ分野の取り組みを強化。27.5期売上1000億円目標。 記:2024/10/24
3454 東証スタンダード
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時価総額 14,864百万円
不動産投資やプライベートエクイティ投資等を行う投資銀行事業が主力。ホテル・旅館等の運営を行う施設運営事業、投資運用事業も手掛ける。案件発掘力などが強み。持続的なポートフォリオの規模拡大等に取り組む。 記:2024/10/24
4394 東証グロース
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組込みソフトの品質改善に特化したコンサルティングを展開。自動車業界向けに強み。ソルクシーズ傘下。生成AI支援サービス「CoBrain」の開発に注力。ソフトウェア開発の需要旺盛でコンサル事業の受注は順調。 記:2024/06/07
4572 東証グロース
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時価総額 5,760百万円
キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
6506 東証プライム
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時価総額 1,045,158百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
1,285
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時価総額 15,901百万円
独立系の資産運用会社。ひふみ投信、ひふみプラスなどの投資信託を運用。国内小型株を投資対象とするアクティブ運用の公募投資信託「ひふみマイクロスコープpro」を新規設定。市況好調もあり、3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/23
7427 東証スタンダード
926
11/29 15:30
+11(%)
時価総額 5,626百万円
ペットフード・ペット用品の卸。「みんな大好き!!ペット王国」を定期開催するイベント事業、店舗開発事業等も。国分グループ本社が筆頭株主。オリジナル商品の販促強化、店舗開発事業のサービスレベル向上図る。 記:2024/06/09
7453 東証プライム
3,070
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+28(%)
時価総額 861,995百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
9158 東証グロース
1,667
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+17(%)
時価総額 49,993百万円
医療機関向け経営支援事業、ホスピス型住宅の運営等を行うホスピス事業、指定訪問看護ステーションの展開等を行う居宅訪問看護事業を手掛ける。医療機関向け経営支援事業は新規獲得で支援先主要拠点数が順調に増加。 記:2024/08/27