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【IPOコラム】 AI insideなど好発進で19年IPO終了、20年IPO発表も

2019/12/30 14:25 FISCO
*14:25JST 【IPOコラム】 AI insideなど好発進で19年IPO終了、20年IPO発表も 12月23日週は2019年最後のIPO(新規株式公開)となる5社の新規上場があった。いずれも初値は公開価格を上回り、医薬品開発業務受託(CRO)のWDBココ<7079>が公開価格の2倍超、人工知能技術を用いた光学文字認識サービス(AI-OCR)のAIinside<4488>とスポーツ人材サービスのスポーツフィールド<7080>が3倍超という高い初値を付けた。 WDBココとスポーツフィールドは公開規模(株式の公募・売出しによる吸収金額)10億円前後という小型案件のため、株式需給が引き締まり初値を飛ばした。AI insideは20億円ほどとやや軽量感に乏しかったが、AI関連のテーマ性で人気を集めた。11月上場でパーソナルトレーニングジム等のトゥエンティーフォーセブン<7074>が業績下方修正を発表し、他の直近上場銘柄にもやや警戒感が広がったが、投資家の初値買い姿勢にはさほど影響を与えなかったようだ。 これで19年のIPOが全て終わった。19年は86社(前年は90社)が新規上場し、このうち76社で初値が公開価格を上回った。公開価格に対する初値の騰落率は平均で+74.8%(同+104.9%)となった。公開規模が最も大きかったのはクラウド名刺管理サービスのSansan<4443>で389億円だった。2.6兆円を集めた前年のソフトバンク<9434>のような超大型IPOこそなかったが、Sansanのように知名度が比較的高い有力ベンチャー企業のIPOが多い1年だった。12月にはクラウド会計ソフトのフリー<4478>が市場内外の関心を集めた。 既に20年のIPOも発表されている。2月7日にマザーズへ上場する掲示板サイトのジモティー<7082>はテレビCM等で知名度が高く、投資家の関心を集めそうだ。同じ日にはコーユーレンティア<7081>もジャスダックへ上場する。また今後、再上場を申請したと発表しているスカイマークや、19年内に予定していた上場を延期したキオクシア(旧東芝メモリ)なども登場してくる可能性がある。
関連銘柄 7件
4443 東証プライム
1,732
3/28 15:00
-7(-0.4%)
時価総額 216,535百万円
柱の法人向け名刺管理サービスは営業DXサービスに進化中。インボイス管理サービスなども。24.5期上期はインボイス管理の有料契約件数が倍増。営業DXの契約件数や名刺アプリの利用者数も順調に増えて収益急改善。 記:2024/02/06
4478 東証グロース
3,470
3/28 15:00
-250(-6.72%)
時価総額 197,363百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4488 東証グロース
7,550
3/28 15:00
-100(-1.31%)
時価総額 30,185百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。OEM提供も。「DX Suite」利用ライセンスは増加。リカーリング型モデルは売上堅調。特別損失のはく落等により、24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/13
340
3/28 15:00
+2(0.59%)
時価総額 1,787百万円
パーソナルトレーニングジム「24/7Workout」と、パーソナル英会話教室「24/7English」を展開。直営店は86店舗。販管費は減少。23.11期通期は損益改善。24.11期は増収見通し。 記:2024/01/28
7079 東証グロース
4,635
3/28 15:00
-65(-1.38%)
時価総額 11,073百万円
医薬品開発支援会社。製薬会社向けに医薬品の安全性情報の入力・評価案作成、臨床開発支援等を行う。複数の新規顧客から受託案件を獲得。WDB臨床における臨床研究サービスも売上寄与。24.3期2Qは増収増益。 記:2023/12/11
7080 東証グロース
765
3/28 15:00
±0(0%)
時価総額 2,769百万円
スポーツ人財特化の就活サイト「スポナビ」を展開。競技経験者や引退したアスリートのセカンドキャリア、体育会学生の新卒採用に特徴。来場型・大規模イベントを拡充。23.12期は売上高・営業利益とも過去最高更新。 記:2024/02/23
9434 東証プライム
1,941
3/28 15:00
-86(-4.24%)
時価総額 9,291,848百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04