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【注目銘柄ダイジェスト】:エンプラスがストップ高、富士通が大幅続落

2022/8/1 16:19 FISCO
*16:19JST 【注目銘柄ダイジェスト】:エンプラスがストップ高、富士通が大幅続落 <3844> コムチュア 2539 -449 急落で下落率トップ。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は6.9億円で前年同期比26.4%減となり、据え置きの通期計画46.6億円に対して低調なスタートになった。買収子会社の即時償却負担に加えて、新規事業であるコンサルティングサービスの案件獲得が低調で、利益率が伸び悩んだもよう。ここまで順調な利益成長が続いていたこともあり、大幅減益決算にはネガティブなインパクト。 <9506> 東北電力 663 -74 急落。先週末に第1四半期決算を発表、経常損益は286億円の赤字に転落し前年同期比472億円の損益悪化となっている。販売電力量の減少、燃料価格高騰などによる電力調達コストの増加が背景に。また、未定としていた通期予想を公表、経常損益は2000億円の赤字見通しとしており、年間配当金も無配としている。市場コンセンサスでは通期経常赤字幅は400億円程度とみられていた。 <6770> アルプスアル 1193 -184 急落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は17.3億円で前年同期比3.5倍となったが、通期予想475億円に対する進捗率は低水準にとどまり、45億円程度であった市場コンセンサスも下振れている。モジュール・システム事業が原材料費上昇や物流費の高騰で赤字拡大となっており、想定比下振れの主因に。業績未達懸念などは一段と強まる状況のようだ。 <3092> ZOZO 3160 +297 急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は143億円で前年同期比13.7%増となり、市場予想を15億円程度上振れる着地になっている。通期計画515億円、前期比3.7%増に対しても上振れ推移とみられる。商品取扱高が順調な推移を継続しているほか、市場想定比では販管費の削減なども進んだようだ。目先の安心感が強まったことで、買い戻しの動きが優勢とみられる。 <3064> MRO 2543 +178 大幅続伸。先週末に上半期決算を発表、営業利益は131億円で前年同期比10.4%増となり、従来計画を10億円強上回った。据え置きの通期計画は244億円で前期比1.0%増だが、第1四半期の10.9%増に続いて4-6月期も9.9%増と推移、上振れ期待が高まる状況になったようだ。製造業からの受注好調持続による粗利益率の改善などが業績上振れの主因、物流関連コストなどもほぼ想定通りに推移しているもよう。 <6826> 本多通信 663 +100 ストップ高比例配分。ミネベアミツミが完全子会社化を企図してTOBを実施すると発表している。同社ではTOBに対して賛同の意を表明している。TOB価格は705円で先週末終値比25.2%のプレミアムとなっており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB期間は8月1日から9月12日までの予定。TOB完了後に同社は上場廃止となる見込み。 <6961> エンプラス 3480 +502 ストップ高比例配分。先週末に第1四半期決算を発表、営業益は19.6億円で前年同期比2.2倍となり、上半期計画は従来の20億円から34億円に、通期では42億円から65億円に上方修正した。各種ICテスト用ソケット、バーンインソケットの販売が想定以上に好調に推移しているほか、円安効果なども効いた。また、発行済み株式数の26.45%に当たる350万株の自己株消却も発表した。 <9104> 商船三井 3775 +140 大幅続伸。先週末の前引け後に第1四半期決算を発表、その後は買いが優勢で、本日も上げ幅を広げた。経常利益は2842億円で前年同期比2.7倍と大幅増益になったが、先に上方修正を発表済みであり、収益水準に大きなサプライズはない。ただ、新たに配当計画の引き上げを発表しており、利回り妙味は強まったようだ。年間配当金は従来の350円から500円に引き上げ、先週末終値ベースでの配当利回りは13.8%に。 <6702> 富士通 17290 -1225 大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は256億円で前年同期比24.1%減となり、市場予想を300億円強下回ったとみられる。通期計画4000億円、前期比82.5%増は据え置いているものの、予想以外の低調スタートと受けとめられる形に。テクノロジーソリューションの収益性悪化が市場想定比下振れの主因となっている。部材供給問題の影響など響いているもよう。通期業績下振れ懸念が強まる状況に。 <6758> ソニーG 11320 -375 大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は3070億円で前年同期比9.6%増、市場コンセンサスを200億円程度上回った。一方、通期計画は従来予想の1兆1600億円から1兆1100億円に下方修正。Bungie買収前倒し完了による買収関連費用の増加に加えて、アドオンコンテンツを含む自社制作以外のゲームソフトウェア販売減少の影響で、ゲーム&ネットワークスサービス分野が下振れるもよう。
関連銘柄 10件
3064 東証プライム
1,875.5
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-52(-2.7%)
時価総額 940,274百万円
間接資材のインターネット通販最大手。工場・工事用、自動車整備用等の間接資材を販売。幅広い商材と高い検索性で差別化。取扱商品は約2000万点。間接資材の販売は顧客数、売上が拡大。23.12期3Qは業績堅調。 記:2023/12/26
3092 東証プライム
3,314
4/19 15:00
-69(-2.04%)
時価総額 1,032,788百万円
日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
3844 東証プライム
1,772
4/19 15:00
-69(-3.75%)
時価総額 57,133百万円
ITサービス会社。オフィス業務における情報共有システムに特化し、グループウエアやERP、Webソリューション等を手掛ける。クラウドソリューション事業は好調。M&A効果等もあり、24.3期3Qは増収増益。 記:2024/03/05
6702 東証プライム
2,448
4/19 15:00
-22.5(-0.91%)
時価総額 5,070,072百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6758 東証プライム
12,530
4/19 15:00
-230(-1.8%)
時価総額 15,801,357百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6770 東証プライム
1,242.5
4/19 15:00
-1(-0.08%)
時価総額 272,457百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6826 東証プライム
703
12/19 14:59
±0(0%)
時価総額 17,579百万円
コネクタ専業メーカー。通信用や産業用、車載用など各種コネクタを手掛ける。高シェア製品多数。23.3期2Qは収益伸長。ミネベアミツミによるTOBは成立。同社株は22年12月20日付けで上場廃止予定。 記:2022/11/06
6961 東証プライム
7,220
4/19 15:00
-500(-6.48%)
時価総額 70,272百万円
高精度ギア、半導体検査用ソケット、光通信デバイス等を展開。サーバー用半導体企業が主要顧客。精密樹脂加工技術に強み。24.3期3QはDigital Communication事業が堅調。光学デバイスが好調。 記:2024/04/07
9104 東証プライム
4,590
4/19 15:00
+52(1.15%)
時価総額 1,661,630百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9506 東証プライム
1,214
4/19 15:00
-22.5(-1.82%)
時価総額 610,500百万円
電力会社。東北6県と新潟県が主な供給区域。電力設備などの建設や保全工事も展開。卒FIT風力発電所を活用したオフサイト型コーポレートPPAサービスを導入。燃料費調整制度のタイムラグ影響で3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/04