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【注目銘柄ダイジェスト】:日置電が急伸、アステナHDは急落

2021/7/12 16:48 FISCO
*16:48JST 【注目銘柄ダイジェスト】:日置電が急伸、アステナHDは急落 <4512> わかもと 329 +21 急伸。VSYバイオテクノロジーが製造販売する多焦点眼内レンズの国内臨床試験を開始したと先週末に発表している。本試験では、20年7月にVSYバイオテクノロジーが欧州においてCE認証を受けたWP-2011について、日本国内の白内障患者を対象に有効性及び安全性について検証するようだ。これまで白内障に対する有効な薬物療法はないとされており、商品化への期待が高まる動きが優勢となっているようだ。 <6668> プラズマ 1754 -82 急落後に下げ渋る。前週末に21年8月期第3四半期決算を発表。3-5月期の営業利益は前年同期比79%増の3.55億円と大幅増益で、第1、2四半期と比べても売上および利益ともに高水準。しかし、通期営業利益の計画値9.50億円に対し、第3四半期累計の営業利益は7.99億円と進捗率にして84%。高進捗ながらも通期計画が据え置かれたことで、株価も高値圏にあるなか出尽くし感が先行しているもよう。ただ、75日移動平均線どころで下げ渋った後は下げ幅を縮小してきている。 <8095> アステナHD 608 -48 急落。先週末に上半期決算を発表、営業利益は14.9億円で前年同期比88.5%増益となり、第1四半期決算時に上方修正した水準の14.3億円を上回る着地に。ただ、第1四半期の同2.4倍から足元の好業績は織り込み済み、第1四半期決算時に据え置かれていた通期計画は今回も変更されておらず、目先の出尽くし感へとつながっているようだ。 <8194> ライフコーポ 3390 +225 急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は84.1億円で前年同期比3.4%減益となっている。コロナ禍で内食需要が急増した前年同四半期の反動が強まる形になったもよう。ただ、通期計画は前期比30.6%の190億円と大幅減益予想であり、想定以上に底堅い収益動向と受けとめられているもよう。警戒感から足元では連日の株価下落となっていたため、見直しの動きが強まっている。 <6866> 日置電 7120 +800 急伸。先週末に発表した業績予想・配当計画上方修正が好感されている。上半期営業利益は従来予想の29.5億円から31.4億円、前年同期比97.5%増に、通期では47.5億円から54.2億円、前期比2.2倍にまで引き上げ。東アジア各国の経済活動回復で海外市場での売上高が増加しているもよう。年間配当金も従来の110円から155円、前期比95円増配の水準にまで引き上げ。業績・配当予想ともに5月に続いての上方修正となる。 <4992> 北興化 1075 +150 ストップ高。先週末に上半期決算を発表、営業利益は21億円で前年同期比3.9%減益となっている。ただ、第1四半期の同19.3%減に対して、3-5月期は同20.8%の増益に転じている。電子材料分野や医農薬分野などファインケミカル事業の収益が改善している。通期業績の大幅な下振れ懸念も後退、株価は安値圏での推移となっていたことで、見直しの動きが強まる流れになっている。 <6136> OSG 2067 +104 大幅反発。先週末に上半期決算を発表、営業利益は70.9億円で前年同期比17.6%増益となっている。7月7日に上方修正した水準での着地、通期予想も同時に発表した上方修正値を据え置いており、決算数値に大きなインパクトは限定的とみられる。ただ、上方修正後は買い先行後に利食い売りから伸び悩んでいたこともあり、本日はあらためて好決算評価の動きが優勢になっている。設備投資関連株高の流れも本日は支援に。 <9861> 吉野家HD 2142 +65 大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は2.1億円の赤字で前年同期比47.5億円の損益改善、経常損益は前年同期42.8億円の赤字から25.2億円の黒字に転じている。経常利益は上半期計画の84%に達している。人件費や広告宣伝費などの抑制効果で販管費比率が改善したほか、営業外で時短協力金を計上している。助成金収入による経常損益改善は想定線だが、営業損益段階での想定以上の収益改善を評価する動きが優勢に。 <3048> ビックカメラ 1135 +51 大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は162億円で前年同期比倍増、通期計画の177億円、前期比46.7%増に対する進捗率は91.3%にまで達している。上半期実績では前年同期比33.8%増であったため、3-5月期にかけ一段と増益率は高まる形に。昨春に都心部で臨時休業した反動が強まったほか、利益率の高いPB商品の販売好調も収益の拡大につながっている。通期業績上振れを期待する動きが優勢に。 <6506> 安川電 5760 +350 大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は129億円で前年同期比2.1倍と急拡大。コロナ禍からの正常化が進み製造業全般の設備投資が回復、主力のモーションコントロール、ロボットともに大幅な売上増となった。通期予想は従来の420億円から540億円、前期比98.7%増にまで上方修正。通期の市場コンセンサスは460億円程度であったとみられ、大幅な上振れとなった印象。年間配当金も40円から52円に引き上げている。
関連銘柄 10件
3048 東証プライム
1,492
4/25 15:00
-57(-3.68%)
時価総額 280,714百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売も。傘下に郊外型「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」。パソコン本体は伸び悩むが、携帯電話や理美容家電、カメラ等は売上増。24.8期1Qは大幅増益。 記:2024/02/04
4512 東証スタンダード
230
4/25 15:00
-3(-1.29%)
時価総額 8,013百万円
医薬品メーカー。眼科領域に特化した医療用医薬品の開発に加え、胃腸薬やオーラルケア製品等を手掛ける。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が増収。強力わかもとが売上牽引。医薬事業ではアデノウイルスキットが堅調。 記:2024/02/26
4992 東証スタンダード
1,517
4/25 15:00
-46(-2.94%)
時価総額 45,489百万円
全農系の農薬メーカー。水稲用や園芸用に強み。樹脂硬化剤や医薬中間体などの化学品も。上期に収益偏重傾向。順調な海外販売により、農薬事業は売上堅調。23.11期通期は小幅増収。24.11期も増収見通し。 記:2024/02/02
6136 東証プライム
2,000.5
4/25 15:00
+17(0.86%)
時価総額 198,416百万円
世界有数の切削工具メーカー。ねじ切り工具は世界トップシェア。エンドミルやドリル、転造工具も展開。大手ユーザー開拓図る。米州や欧州・アフリカは堅調。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益計画。 記:2024/02/02
6506 東証プライム
6,213
4/25 15:00
-224(-3.48%)
時価総額 1,656,945百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
1,302
4/25 15:00
-49(-3.63%)
時価総額 11,179百万円
プラズマ用高周波電源やマッチングボックスなどを展開。半導体・液晶製造装置向けが主力製品。プラズマ技術の応用力等が強み。低調な受注環境が続き、半導体・液晶関連事業は足踏み。24.8期1Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/28
6866 東証プライム
6,000
4/25 15:00
-180(-2.91%)
時価総額 84,144百万円
電気計測器メーカー。バッテリーテスタなどに強み。海外売上高比率は6割超。自動試験装置は売上伸び悩むが、電子測定器や現場測定器などは堅調。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/03/05
485
4/25 15:00
-1(-0.21%)
時価総額 19,774百万円
医薬品原料や化粧品原料の専門商社。食品原料や表面処理薬品等の化学品などの生産も手掛ける。HBC・食品事業は収益伸長。化粧品原料は新規案件獲得等で売上増。23.11期通期は大幅増益。24.11期は増収計画。 記:2024/01/28
8194 東証プライム
4,025
4/25 15:00
-95(-2.31%)
時価総額 199,040百万円
首都圏や近畿圏でスーパーマーケットを展開。人口集中エリアへのドミナント戦略に特徴。下目黒店などを新規出店。BIO-RALなどPB商品を強化。コスト最適化の取り組みが奏功し、24.2期3Q累計は収益改善。 記:2024/01/28
9861 東証プライム
2,846
4/25 15:00
-46.5(-1.61%)
時価総額 185,360百万円
外食大手。牛丼の「吉野家」を中心に、「はなまるうどん」や「海鮮三崎港」などを展開。吉野家は売上堅調。人流回復や価格改定効果などで既存店売上高が伸びる。海外は収益伸長。24.2期3Qは大幅営業増益。 記:2024/01/28