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【注目銘柄ダイジェスト】:協和キリンが大幅反発、日清食HDは大幅続落

2021/6/2 16:42 FISCO
*16:42JST 【注目銘柄ダイジェスト】:協和キリンが大幅反発、日清食HDは大幅続落 <1605> INPEX 804 +32 大幅続伸。原油価格の上昇が買い手掛かりとなっており、本日は石油セクターなども強い動きになっている。前日のNY原油相場ではWTI先物価格が大幅に上昇、先週末比2.1%の上昇となり、2年7カ月ぶりの高値水準にまで上昇している。「OPECプラス」閣僚会議では大きなサプライズもなかったが、世界的な景気回復観測が強まるなか、米国のドライブシーズン入りなどから需給ひっ迫への思惑が強まってきているようだ。 <3678> メディアドゥ 4925 -535 大幅続落で下落率トップ。一気に年初来安値を更新している。イーブックが「LINEマンガ」運営企業と電子書籍事業における業務提携を行うと発表したことが警戒材料視されているようだ。同社は電子書籍の取次で国内トップ企業であり、「LINE マンガ」に対しても、電子書籍コンテンツを取次ぐとともに、コンテンツ配信システムなども提供している。業績へのマイナス影響を警戒する動きが優勢となっている。 <6358> 酒井重 2310 +143 大幅続伸。未定としていた22年3月期配当計画を公表、年間配当金は120円とし、前期比40円の増配を計画している。前日終値をベースにすると配当利回りは5.5%の高水準となり、ポジティブな反応が先行する形になっている。また、中期的な経営方針を策定したとも発表。26年3月期には売上高300億円、営業利益31億円を目指すとしている。配当政策としては、ROE3-6%の間は DOE3%の還元、6%超の場合は配当性向50%としている。 <4151> 協和キリン 3560 +265 大幅反発。前日にアムジェンと、アトピー性皮膚炎治療薬候補KHK4083の共同開発・販売契約を締結したと発表している。米国や欧州、アジアでは2ケタ台の販売ロイヤルティを受領し、日本では売上・利益を計上する。アムジェンは契約一時金4億ドルを当社に支払い、野村證券では、開発・販売マイルストンは最大8.5億ドルも同社が受領する可能性があるとみている。業績インパクトを期待する動きが優勢となっている。 <2897> 日清食HD 7550 -280 大幅続落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も9900円から8600円に引き下げている。会社側では今期から既存事業コア営業利益の5-10%を新規事業である完全栄養食の事業化に投資する方針としており、収益予想を下方修正しているようだ。投資を除いてもコロナ特需の反動の影響は避けられないとして、今期のコア営業利益は減益になると予想している。 <5631> 日製鋼所 3020 +185 大幅反発。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続で、目標株価を3500円から3700円に引き上げている。注目されるEVセパレータ用フィルムシート装置は再び顧客の投資意欲が活発化している印象としている。また、中国、ロシアにおける石化プラント増設で造粒機の受注も大きく増加するとみている。第1四半期から前年同期比で大きく受注が回復するものと予想、年初来の株価パフォーマンスには出遅れ感があり、投資機会と判断のようだ <6036> キーパー技研 2492 +183 大幅続伸。3月31日の高値を更新している。キーパーラボ運営事業の月次動向を前日に発表している。5月の既存店売上高は前年同月比36.1%増、来店台数が同27.4%増加したほか、平均単価も同6.8%上昇している。4月の同129%増からは増収率が鈍化したが、前年4月が新型コロナの影響で極めて低水準だったことで、特にネガティブ視はされていない。昨年10月以降の高水準推移は続く状況となる形に。 <3658> イーブック 3135 +500 ストップ高。「LINEマンガ」を運営する LINE Digital Frontierと、電子書籍事業における業務提携を行うと発表している。これにより、同社では今年度後半に「LINE マンガ」のバックエンド業務の受託を開始する予定。受託するバックエンド業務は、バックエンドシステムの開発・運用、配信コンテンツの入稿、書誌データ管理に関するオペレーション、電子書籍コンテンツの調達および提供など。業績の押し上げ材料につながるとの期待が先行。 <8057> 内田洋行 5000 +145 続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は120億円で前年同期比44.8%増益、通期予想は上半期決算時に上方修正した76億円から90億円、前期比24.3%増にまで引き上げている。政府の大型補正予算による文部科学省GIGAスクール構想案件で想定を上回る受注を獲得したようだ。想定以上の業績モメンタムの強さをポジティブ視する動きが優勢となっている。 <2593> 伊藤園 6110 +40 伸び悩んでもみ合い。前日に21年4月期の決算を発表、営業利益は167億円で前期比16.4%減益、従来予想の123億円を上回った。また、22年4月期は200億円で同19.9%増益の見通しとしており、180億円程度とみられる市場予想を上回っている。買い先行の動きとはなったものの、タリーズの回復などによる業績反転自体は想定線。今期ガイダンスは19年4月期の水準をまだ10%強下回っており、戻り売りが優勢の展開に。
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
2,366
4/25 14:49
-69(-2.83%)
時価総額 3,280,854百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
2593 東証プライム
3,706
4/25 14:49
-30(-0.8%)
時価総額 330,620百万円
清涼飲料メーカー。国内トップの茶葉製品・茶系飲料に強み。傘下にタリーズコーヒー。24.4期上期は飲料の値上げ効果が大。ラリーズも堅調。原材料高や人件費増こなして増収・大幅増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
4,202
4/25 14:49
-10(-0.24%)
時価総額 1,296,674百万円
即席麺大手。「チキンラーメン」や「カップヌードル」、「どん兵衛」など有力ブランド多数。海外開拓を強化。医薬品の研究開発も行い、冷凍食品や菓子、シリアルも展開。日清食品や明星食品の好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
4,745
2/1 15:00
+15(0.32%)
時価総額 27,179百万円
電子書籍販売会社。「ebookjapan」での電子書籍販売サービスと、オンライン書店「bookfan」での紙書籍の販売が事業の2本柱。今上期の売上高は過去最高を更新した。マーケティングの強化も寄与した。 記:2021/11/29
3678 東証プライム
1,308
4/25 14:43
-24(-1.8%)
時価総額 20,193百万円
電子書籍取次最大手。出版社の取引先管理、印税分配、電子ファイル化を手掛ける。北米向けマンガサイト等も。戦略投資事業は増収。FanTop事業は企画数が着実増。特別損失減少。24.2期3Qは大幅最終増益。 記:2024/01/28
4151 東証プライム
2,633.5
4/25 14:44
-19.5(-0.74%)
時価総額 1,422,090百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
5631 東証プライム
3,753
4/25 14:44
-92(-2.39%)
時価総額 279,178百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6036 東証プライム
4,405
4/25 14:41
-60(-1.34%)
時価総額 124,578百万円
カーコーティング製品メーカー。カーコーティング剤「キーパー」やコーティング施工に加え、専門店「キーパーLABO」を運営。キーパー製品等関連事業は好調。フレッシュキーパー等が貢献。24.6期2Qは増収増益。 記:2024/03/31
6358 東証プライム
6,130
4/25 14:36
-180(-2.85%)
時価総額 26,923百万円
大手道路建設機械メーカー。国内シェアは約7割。土木用ローラなどの締め固機械、散水車などの道路維持補修機械を展開。海外向け売上は2桁増。北米、インドネシア市場が堅調。増収効果等で24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/09
8057 東証プライム
6,810
4/25 14:44
-80(-1.16%)
時価総額 70,953百万円
ICTシステム構築・機器販売は学校・官公庁向けに強み。オフィス家具の製造・販売も。24.7期上期はインボイス対応のシステム改修需要が旺盛。大学向け教室ICT化も伸びて販管費増をこなす。通期営業増益を計画。 記:2024/03/10