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【注目銘柄ダイジェスト】LIXIL Gが大幅続伸、ペッパーは大幅続落

2019/1/21 17:39 FISCO
*17:39JST 【注目銘柄ダイジェスト】LIXIL Gが大幅続伸、ペッパーは大幅続落 <8804> 東建物 1283 +74 急伸。発行済み株式数の4.61%に当たる1000万株、100億円を上限とした自社株買いの実施を発表している。取得期間は2月6日から12月31日までとしている。高水準の自社株買いによる需給インパクト期待に加え、株主還元意識の強化としてポジティブに評価されている。野村證券では、18.12期決算発表前の公表は中期計画目標達成への自信の表れと見ることもできるとしている。 <9107> 川崎船 1525 +53 大幅続伸。20年3月期に4期ぶりの復配を検討するとの先週末の報道が材料視された。19年3月期は200億円の最終赤字を見込むが、20年3月期以降は黒字を継続できるとみており、20年3月期は記念配とし、21年3月期以降に普通配当に切り替えることなどを検討しているようだ。ファンダメンタルズの先行き安心感につながり、見直しの動きが優勢となっている。また、主力の海運株には総じて連想買いも波及している。 <1429> 日本アクア 428 +18 大幅反発。先週末に発表した増配が好感されている。12月の期末配当金は従来の4円配当から10円配当に引き上げている。普通配当を6円にするとともに、東証1部市場変更の記念配を4円としている。配当利回り水準は限定的であるものの、今期が大幅減益見通しの中で、予想外の大幅増配にインパクトが高まる形となっている。 <5938> LIXIL G 1517 +66 大幅続伸。一部週刊誌報道によると、CEOの座を取り戻した創業一族の潮田洋一郎会長が、MBOで日本の株式市場から退出し、シンガポールに本社も移そうとしていることが明らかになったと伝わっている。これを受けて、TOBプレミアムへの期待が先行しているようだ。なお、会社側では、MBOは検討しておらず、取締役会での決議もないと否定的なリリースを行っている。 <6328> 荏原実業 2150 +358 一時ストップ高。「アンモニア」の新合成法を、九州工業大大学院生命体工学研究科の春山哲也教授が開発したと伝わる。水と空気だけを材料にする簡易的な方法で、化石燃料を使用する従来の製造法に比べて大幅なコスト低減が見込まれるほか、環境への負荷も少なくなるようだ。同社は過去に春山哲也教授と、細胞アレイを簡易的に製作できる表面処理装置「細胞アレイヤー」を共同開発した実績もあり、思惑が先行する形に。 <5341> アサヒ衛陶 891 +74 大幅続伸。先週末に前11月期の決算を発表している。営業損益は1.65億円の赤字となり、前期比で赤字幅は拡大している。従来予想もやや下回る着地に。一方、今11月期は0.7億円の黒字回復を予想、5期ぶりの黒字転換となる見通し。ユニットバスの市場投入など新規ビジネスへの取り組み、国内工場の生産性向上やベトナムにおける生産拡大などで収益力向上を図るもよう。 <9267> GenkyDrugStores 2955 -260 急反落で一時下落率トップ。先週末に、業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の24億円から19.9億円に、6月期通期では50億円から43億円にそれぞれ減額、売上高の下振れに加えて、従業員の待遇改善などによる人件費の増加が背景となるもよう。下方修正数値を基にすると10-12月期は営業減益となり、第1四半期増益決算からモメンタムの低下が意識される格好に。 <9434> ソフトバンク 1435 +6 もみ合い。上場から1カ月が経過したことで、複数で新規カバレッジの動きが観測されている。野村證券では1500円目標で「ニュートラル」、ゴールドマン・サックス証券では1600円目標で「中立」としている一方、みずほ証券では1800円目標で「買い」としている。過去の値下げ影響縮小や強みとする大容量プランの拡大によって、他社が苦しむ中でも着実な増益基調を続けると評価。 <3053> ペッパー 2897 -143 大幅続落。先週末に12月の月次動向を発表している。既存店売上高は、「ペッパーランチ」が前年同月比5.6%増で7カ月連続でのプラス成長となっている。一方、注目度の高い「いきなり!ステーキ」は同13.8%減で9ヵ月連続のマイナス成長となっている。とりわけ、ここ2カ月は客数低迷主因に2ケタ減となっている。新店効果によって売上成長は続くが、収益性の悪化が懸念される状況にも。 <8715> アニコムHD 3465 -315 前日比変わらずを挟んで大幅続落。先週末に12月の月次経営パラメーターを発表、正味収入保険料は順調に増加したものの、新規契約件数は1万2302件で前年同月比2.3%減となっている。今3月期に入って初めてマイナスに転じている。12月に保険料改定を行った影響なども想定されるところ。今後の業績モメンタムの鈍化なども意識される形とみられる。
関連銘柄 10件
1429 東証プライム
804
11/22 15:30
+4(0.5%)
時価総額 27,947百万円
建築断熱用硬質ウレタンフォームの販売・施工等を行う。現場発泡断熱材で国内トップシェア。ヤマダHD傘下のヒノキヤグループが親会社。清水建設などが主要取引先。ウレタン原料など商品販売の強化等に取り組む。 記:2024/08/09
3053 東証スタンダード
192
11/22 15:30
+4(2.13%)
時価総額 11,407百万円
「いきなり!ステーキ」を主力とする外食チェーン。本格ステーキ専門店「炭焼きステーキくに」、こだわりとんかつ・かつき亭の運営、商品販売事業等も展開。いきなり!ステーキ事業では店舗サービス力の強化図る。 記:2024/08/27
5341 東証スタンダード
450
11/22 15:30
-9(-1.96%)
時価総額 2,253百万円
アサヒ衛陶を中核とする持株会社。衛生機器・洗面機器や建築仕上塗材の販売を行う住まい事業、リフォームやリノベーション等を行う暮らし事業が柱。プロモーション強化に加え、EVスタンド機器の販売活動を推進。 記:2024/08/19
5938 東証プライム
1,769.5
11/22 15:30
+11.5(0.65%)
時価総額 508,448百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
6328 東証プライム
4,390
11/22 15:30
+25(0.57%)
時価総額 56,763百万円
環境機械のファブレスメーカー。上下水道施設等の水処理施設のエンジニアリング、ポンプや空調冷熱機器の販売も。環境関連製品は好調。蓄電池等が販売増。自治体向け防災工事も伸長。防災システムの拡大に期待。 記:2024/06/14
660
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 53,664百万円
ペット保険で国内トップシェアのアニコム損害保険を中核とする持株会社。対応病院数業界トップの「窓口精算システム」等が強み。動物病院支援、臨床・研究事業等も。ソニー損保とペット保険商品の共同開発で業務提携。 記:2024/08/01
8804 東証プライム
2,659
11/22 15:30
+48.5(1.86%)
時価総額 556,178百万円
1896年創業の総合不動産デベロッパー。旧安田財閥系。東京・八重洲、日本橋周辺が最重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。配当性向30%以上目安。保有オフィスビルは40棟超。稼働率は高水準。 記:2024/07/07
9107 東証プライム
2,155
11/22 15:30
-34(-1.55%)
時価総額 1,454,996百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
3,140
11/22 15:30
+30(0.96%)
時価総額 97,324百万円
北陸地盤のドラッグストアチェーン「ゲンキー」を中核とする持株会社。福井県坂井市に本社。店舗数は430店舗超。食品の売上比率が高い。25.6期は49店舗の新規出店を計画。既存店はスクラップ&ビルドを推進。 記:2024/08/05
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(0.41%)
時価総額 9,235,494百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05