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【注目銘柄ダイジェスト】オリンパスが急伸、ソフトバンクはもみ合い

2019/1/8 18:23 FISCO
*18:23JST 【注目銘柄ダイジェスト】オリンパスが急伸、ソフトバンクはもみ合い <3141> ウエルシアHD 4715 -295 急反落。3-11月期営業利益は約200億円となり、前年同期をわずかに上回ったもようとの観測報道が伝わっている。同期間として4年連続で最高益を更新する形だが、通期予想は前期比10.3%増益であり、想定を下回る推移との見方が先行している。新規出店の着工遅れに加えて、薬剤師などの人件費上昇、24時間営業店増加による人件費や光熱費の増加などがコストアップ要因になっているようだ。 <7733> オリンパス 3625 +280 急伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も3700円から4000円に引き上げている。ガバナンスへの課題クローズアップに伴う株価下落で割安感が強まる中、株価上昇カタリストになる消化器内視鏡新製品の発売タイミングが近づいていることを要因としている。なお、UBS証券でも投資判断の格上げが観測されているもよう。 <7448> ジンズメイト 405 +62 大幅高。前日に12月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比7.0%増、2カ月ぶりのプラス転換で、昨年6月以来の高い伸び率となっている。前半は苦戦したものの、月後半での気温の低下とセール効果などが奏効したもよう。前月は16カ月ぶりに既存店売上がマイナス転換し、その後の株価は下落ピッチを早めただけに、安心感が強まる形となっているようだ。 <6272> レオン自機 1318 -70 急反落で一時下落率トップ。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価も2500円から1500円に引き下げた。長期的に成長を牽引する材料がある点は評価も、短期業績の逆風について抗うだけの材料が十分でない時期に差し掛かっているとの判断。高い収益性を誇るアジアを中心とした海外事業において、マクロ景況感の停滞が引き合いの変化として顕在化するリスクなどを考慮しているもよう。 <3385> 薬王堂 2857 +198 急伸。いちよし証券がレーティングを新規に「A」、フェアバリューを4100円としたことで、前日も強い動きが目立っていたが、昨日発表の決算が好感される形で、本日もリバウンドを強める動きになっている。第3四半期累計営業利益は29.9億円で前年同期単独比11.7%増益、上半期の同9.8%増益から増益率は拡大している。通期計画は7.2%増益見通しであり、業績は上振れ推移との見方に。 <3377> バイク王 170 +17 大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。11月期通期営業利益は従来予想の0.05億円から0.65億円に増額、リテール販売台数の増加および高収益車輌の仕入構成割合の増加で平均売上単価が上昇したもよう。また、仕入プロセスの見直しなども奏効したようだ。第3四半期までは赤字決算であったため、3期ぶりの営業黒字転換をストレートにポジティブ視する動きが優勢。 <9434> ソフトバンク 1446 +27 もみ合い。本日MSCIの組み入れが予定されている。約360億円程度の買い需要発生などと試算されているもよう。ただ、短期的な需給期待を織り込んで、上場初値近辺の水準まで株価もリバウンドしており、戻り売りの圧力も強まる状況のもよう。月末のTOPIX組み入れも残るが、目先はMSCI組み入れ後の出尽くし感などを警戒視する状況にも。 <6624> 田淵電 144 +24 急伸。1カ月間の平均上場時価総額および1カ月間の最終日の上場時価総額いずれも10億円以上となったことで、東証より株式の上場維持が発表されている。12月7日債権者会議において事業再生ADR手続が成立していたが、その後は上場時価総額審査期間入りとなったことで警戒感は続き、株価は安値圏での推移が続いていた。今回上場維持が決定したことで、あらためて買い安心感も強まる状況となっている。 <5411> JFE 1787.0 -9.0 反落。ゴールドマン・サックス証券では投資判断をコンビクション「買い」から「中立」に、目標株価も3100円から2200円に引き下げた。輸出鋼材価格やマージンの上昇トレンドが、第4四半期辺りからスポットアジア市況の軟化を受けて徐々に反落してくる可能性が高いと考えているもよう。輸出価格を下方修正したことで、高炉3社の今期以降の業績予想も減額、来期にかけて市場コンセンサスの下落余地は大きいとみている。 <2685> アダストリア 2146 +90 大幅続伸で昨年12月の戻り高値を更新している。前日に12月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比4.9%増、5カ月連続でのプラス成長となっている。客数が同2.3%増加したほか、客単価も同2.5%上昇している。中旬以降の気温低下によって、冬物衣料の売れ行きが加速したもよう。直近では9-11月期の収益急回復が評価されたが、第4四半期も順調なスタートを切る形になっている。
関連銘柄 10件
2685 東証プライム
3,550
11/22 15:30
+180(5.34%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
1,877.5
11/22 15:30
+17(0.91%)
時価総額 393,738百万円
ドラッグストアチェーン最大手。調剤薬局併設、24時間営業のウエルシア薬局を全国展開。イオン傘下。グループ店舗数は2800店舗超。からだ・くらしWelciaは売上増加傾向。PB物販売上構成比の引き上げ図る。 記:2024/10/20
3377 東証スタンダード
523
11/22 15:30
-10(-1.88%)
時価総額 8,010百万円
バイク専門店チェーン。中古バイクの買取や販売の「バイク王」を全国展開。パーツ販売やバイクのレンタルサービス等も。ブランド認知度が強み。オークション仕入を強化。広告効率の改善、査定成約率の向上に注力。 記:2024/10/24
3385 東証1部
2,425
8/28 15:00
+32(1.34%)
時価総額 47,872百万円
東北地方でドラッグストア「薬王堂」と調剤薬局を運営。4月末の店舗数は272。キャッシュレス決済や無人レジにも取り組む。9月に持株会社へ。19.2期はマーケティング子会社設立で連結決算。27店を新規出店。 記:2019/05/26
5411 東証プライム
1,757
11/22 15:30
+7.5(0.43%)
時価総額 1,123,493百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6272 東証プライム
1,424
11/22 15:30
+58(4.25%)
時価総額 40,430百万円
食品加工製造機械メーカー。包あん機、自動化シートラインで国内トップシェア。顧客数は全世界で1万7000社超。各種プラントの設計・製作等も。アメリカ地域は食品成形機等が順調。28.3期売上420億円目標。 記:2024/06/15
6624 東証1部
109
9/26 15:00
+1(0.93%)
時価総額 11,372百万円
産業用・民生用の電源機器、トランスが主力。インバータエアコン用変成器は国内シェアトップ。トランス高度設計技術等が強み。エアコン向けリアクタの拡販等を図る。20.3期は営業黒字転換計画。1ドル105円想定。 記:2019/07/26
7448 東証1部
243
3/29 15:00
-26(-9.67%)
時価総額 3,913百万円
RIZAP傘下で再建中のカジュアル衣料量販店。21.3期上期はEC伸長。だがコロナ禍で店舗販売が苦戦。販管費を抑制するも利益水面下に。通期計画は未定。21年4月にRIZAPグループの小売2社と経営統合へ。 記:2020/12/24
7733 東証プライム
2,458.5
11/22 15:30
-19.5(-0.79%)
時価総額 2,895,375百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(0.41%)
時価総額 9,235,494百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05