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【注目銘柄ダイジェスト】昭電工が急反発、LIXIL Gは大幅続落

2018/12/12 17:42 FISCO
*17:42JST 【注目銘柄ダイジェスト】昭電工が急反発、LIXIL Gは大幅続落 <5741> UACJ 2578 +252 急騰。欧州企業との合弁会社CUAに関して合弁を解消すると前日に発表、買い材料となっている。持分全てを合弁の相手先企業に売却、持分法適用関連会社から除外されることになる。CUAは16年9月より生産を開始しているが、JV体制において効率的な生産が難しく、これまで赤字決算が続いていた。今期は40億円程度の持分法損失が見込まれていただけに、今後の収益改善につながっていくとの期待が先行へ。 <4631> DIC 3485 +155 大幅反発。前日に日経平均の臨時銘柄入れ替えが発表された。新日鐵住金<5401>の完全子会社となるため日新製鋼<5413>が上場廃止、日経平均採用除外となり、新たに同社が新規採用となる。大方の想定通りでサプライズはないものの、地合いの改善もあって今後の需給期待を反映する動きが優勢に。大和証券の試算では、約266万株のインデックスファンドによる買い需要が発生して、インパクトは約6日分とされている。 <5938> LIXIL G 1288 -96 大幅続落。大和証券では投資判断を「2」から「3」に、目標株価も2500円から1600円に引き下げた。業績動向が想定以上に厳しいこと、ペルマスティリーザ社の売却予定が白紙になったこと、CEO交代によって前CEOが取り組んできた事業革新が道半ばで終わる可能性が出てきたことなどを格下げの背景としている。今期以降の業績予想を下方修正、今期事業利益は従来予想の680億円から480億円としているもよう。 <4745> 東京個別 1066 -197 急落で下落率トップ。立会外分売の実施を前日に発表しており、目先の需給悪化懸念が先行する形になっているもよう。分売予定株式数は116万株、実施予定期間は12月17日から21日まで。また、分売価格は分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定するとしている。株式の分布状況の改善や流動性向上を図ることが目的としているもよう。 <5332> TOTO 4080 +200 大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価は5000円としている。消費税増税前の駆込み需要、東京五輪開催前には非住宅建設での取替え及び新設需要発生、中国第2級都市向けの新製品の販売開始で来期は大幅増益が予想されることなどを評価引き上げの背景としている。来期営業利益は市場コンセンサスの543億円を上回る562億円を予想。 <2802> 味の素 1998.0 +78.5 大幅続伸。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1900円から2200円に引き上げている。モニタリングと執行力が問われるステージに入ろうとしているなか、アセットライト経営への転換は成長の持続性を担保するに避けられない改革でポジティブと評価しているもよう。ESGからGESへの潮流変化にも期待としている。 <9603> H.I.S. 4105 +315 急伸。前日に前10月期の決算を発表。営業益は180億円で前期比13.3%増、従来計画の173億円を上振れた。市場予想はやや下回ったものの、ハウステンボスにおける天災の影響が主因とみられ、主力の海外旅行の想定以上の好調推移などを評価する動きが先行した。今期は200億円で同11.0%増益の計画、コンセンサス予想は10億円ほど下回るが、保守的な計画と捉えられ、ネガティブな反応は乏しくなっている。 <7211> 三菱自 674 +19 反発。野村證券では投資判断を「リデュース」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価は680円としている。過去6カ月間で株価は大きく下落し、バリュエーションの割高感が解消されたと評価。ゴーン会長の逮捕などによる経営陣の変更によって、日産自<7201>との関係や事業展開に与える影響は小さいとも指摘しており、買い安心感へとつながっているようだ。 <4004> 昭電工 3905 +300 急反発。前日の取引時間中に次期中期経営計画、30円の増配や300万株の自己株式取得を発表。その後の株価は伸び悩んでいたが、本日は地合いの改善や説明会開催などを受けて、あらためて評価される展開に。中計の業績目標として、19.12-21.12期累計ベースで営業益4800億円、期間中の単純平均のROE19.5%などが掲げられた。 <6701> NEC 3620 +70 反発。ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も3400円から4300円に引き上げたことが好感されている。固定費削減目標の達成に目処がたったほか、来期におけるパブリック、ネットワーク、エンタプライズなどの事業環境を考慮すると、増収に伴う限界利益増も実現できる可能性が高まっていると判断。多くのハイテク銘柄が来期業績の組み立てに苦しむなか、評価余地があるとみている。
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2802 東証プライム
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時価総額 3,255,294百万円
国内最大手の調味料メーカー。1909年創業。うま味調味料などで国内トップシェア。調味料・食品を主力に、冷凍食品、医薬用・食品用アミノ酸等も。ヘルスケアやフード&ウェルネス、ICTなどを成長領域に位置付け。 記:2024/08/23
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昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
4631 東証プライム
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1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
4745 東証スタンダード
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首都圏中心に個別指導塾「東京個別指導学院」等を展開。科学教室や文章表現教室も。ベネッセグループ。完全オーダーメイドの個別指導が強み。生徒数は底打ち傾向。設備費用などが重し。中学受験にも注力へ。 記:2024/10/02
5332 東証プライム
4,027
11/22 15:30
-15(-0.37%)
時価総額 712,702百万円
水まわり住宅総合機器メーカー。1917年創立。福岡県北九州市に本社。国内トイレ市場首位。レストルーム、バス、キッチン、洗面商品等の製造・販売を行う。日本住設事業ではサステナブル高付加価値商品の提案を強化。 記:2024/10/08
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(0.39%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5413 東証1部
1,258
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-77(-5.77%)
時価総額 138,184百万円
高炉メーカー。新日鐵住金傘下。表面処理鋼板など薄板部門に特化。ステンレスや表面処理など高い技術力が強み。売上原価等は増加。台風21号等の影響で一部設備が損傷。操業停止等もあり、19.3期2Qは業績苦戦。 記:2018/11/24
5741 東証プライム
5,600
11/22 15:30
+150(2.75%)
時価総額 270,637百万円
古河スカイと住友軽金属工業の経営統合で2013年に誕生。アルミニウム圧延品で国内生産量トップ。東洋製罐等が主要取引先。25.3期は缶材、自動車材等の売上数量増を見込む。28.3期売上高1兆500億円目標。 記:2024/06/28
5938 東証プライム
1,769.5
11/22 15:30
+11.5(0.65%)
時価総額 508,448百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
6701 東証プライム
12,265
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時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7201 東証プライム
406.3
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時価総額 1,714,876百万円
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7211 東証プライム
439.3
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+2(0.46%)
時価総額 654,681百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
9603 東証プライム
1,838
11/22 15:30
-3(-0.16%)
時価総額 146,785百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09