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テリロジーHD Research Memo(2):テリロジーが2022年11月に単独移転の方式により設立した持株会社

2024/1/5 14:02 FISCO
*14:02JST テリロジーHD Research Memo(2):テリロジーが2022年11月に単独移転の方式により設立した持株会社 ■会社概要 1. 会社概要 テリロジーホールディングス<5133>は、テリロジーが2022年11月1日付で単独移転の方式により設立した持株会社である。ネットワークセキュリティ関連やソリューションサービス関連を中心に展開し、産業や社会のDXに貢献するテクノロジー企業グループである。 2024年3月期第2四半期末時点の本社所在地は東京都千代田区九段北、総資産は6,205百万円、純資産は2,420百万円、株主資本は2,336百万円、資本金は450百万円、自己資本比率は38.7%、発行済株式数は17,111,742株(自己株式715,400株を含む)である。なお、2022年8月に兼松エレクトロニクス(株)と資本業務提携し、兼松エレクトロニクスが同社の第2位株主(持株比率5.22%)となっている。 グループは2023年11月1日時点で、持株会社である同社、連結子会社6社(持株会社設立によって完全子会社となった(株)テリロジー、(株)テリロジーワークス、(株)テリロジーサービスウェア、(株)IGLOOO、クレシード(株)、2023年10月に全株式取得した(株)エフェステップ)、持分法適用関連会社2社(ベトナムの合弁会社VNCS Global Solution Technology Joint Stock Company、2023年5月に20%出資したアイティーエム(株))の合計9社で構成されている。なお2023年6月には、テリロジーワークスが日本サイバーディフェンス(以下、NCD社)の株式を追加取得して、出資比率を10.18%に引き上げている。 2. 沿革 1989年7月にテリロジーを設立し、エンタープライズネットワーク事業を開始した。その後、保守サービス事業、ソリューションビジネス事業、ブロードバンドネットワーク事業なども開始して業容を拡大した。シリコンバレーやイスラエルなど海外新興IT先端企業の製品の取扱が主力だが、2012年6月にテリロジーオリジナル製品としてソフトウェア型プローブ製品「momentum」の販売を開始、2015年7月にテリロジーオリジナルサービスとして運用監視サービス「CloudTriage」の販売を開始、2018年7月にテリロジーオリジナル製品としてRPAツール「EzAvater」の販売を開始するなどテリロジーグループ製品の拡大も推進している。 株式関係では、テリロジーが2004年12月にジャスダック証券取引所に上場、2010年4月のジャスダック証券取引所と大阪証券取引所(以下、大証)の合併に伴って大証ジャスダックに上場、2013年7月の大証と東京証券取引所(以下、東証)の市場統合に伴って東証JASDAQに上場、2022年4月の東証の市場区分見直しに伴ってスタンダード市場へ移行した。そして2022年11月1日付でテリロジーが単独株式移転によって持株会社テリロジーホールディングスを設立し、持株会社のテリロジーホールディングスが東証スタンダード市場に新規上場(テリロジーは完全子会社となって上場廃止)した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SO》
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5133 東証スタンダード
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時価総額 4,860百万円
テリロジーを中核とする持株会社。IPアドレス管理サーバ製品やネットワークセキュリティ関連製品の販売・保守等を行う。兼松エレクトロニクスと資本業務提携。多言語リアルタイム映像通訳サービスは引き合い増。 記:2024/07/05