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GMOペパボ Research Memo(4):ホスティング事業とEC支援事業を両輪に成長(2)

2022/3/29 15:44 FISCO
*15:44JST GMOペパボ Research Memo(4):ホスティング事業とEC支援事業を両輪に成長(2) ■GMOペパボ<3633>の事業概要 (3) ハンドメイド事業 インターネット上で手軽に手作り作品の出品・販売ができる国内最大のハンドメイドマーケット「minne」の事業で、販売手数料(取引額の9.6%(税抜))が主な売上となる。「minne」の特徴は、ホームページ作成経験のない初心者でも簡単に販売機能を備えたギャラリーページを作成できること、決済は「minne」が代行するため作家と購入者は安心して取引できること等が挙げられる。アクセサリー、ファッション、バッグ・財布などのハンドメイド作品や作品の製作に必要となる素材の販売などを行っている。 また、「minne」は2019年7月に利用規約を改訂し、「CtoCハンドメイドマーケット」から「ものづくりの総合プラットフォーム」へと事業領域を拡大している。ハンドメイド以外の加工品や製作の一部の工程を第三者に委託して作った作品も、「ものづくり」という表現活動の1つであると捉え出品可能としたほか、「ものづくり」にこだわるブランドやメーカー等の企業の出品も可能とし、CtoCからBtoC領域に拡大している。2021年12月末時点の登録作家・ブランド数は80万人、登録作品数は1,453万点、アプリダウンロード数は1,328万DLの規模となっている。 (4) 金融支援事業 2019年2月に子会社化したGMOクリエイターズネットワークが提供する、フリーランス向けファクタリングサービス「FREENANCE」の事業となる。同サービスは、フリーランスと取引先の間に立ってフリーランスの請求書(売掛債権)を買い取り、取引先に代わって即日支払いするサービスで、請求書額面(税込/税別の場合は消費税も記載)の3~10%を手数料として利用者から受け取るビジネスモデルとなる。手数料率は取引実績を重ねるごとに低下する。請求書(売掛債権)の買取可能額は1万円からとし、2020年4月には上限額を撤廃している。また、各種補償サービス(業務遂行中の事故や情報漏えい等によって生じた損害補償等)や「プロフィール機能」※を無料で提供するなど、ユーザーの利便性向上につながる機能を充実させていることが特徴となっている。 ※フリーランサーや個人事業主が「反社チェック・本人確認済み」であることを取引先に示すことができる機能。 また、2020年11月には、「即日払い」をはじめとするサービスを外部に提供する「FaaS(FREENANCE/Factoring as aService)」を展開し、ランサーズ<4484>などフリーランスとの親和性の高い会社との連携も進めており、請求書買取金額の増加に寄与している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
関連銘柄 2件
3633 東証スタンダード
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時価総額 8,280百万円
レンタルサーバやEC支援サービスを展開。ハンドメイド通販「ミンネ」も。GMOインターネットの連結子会社。ホスティング事業は単価上がり堅調。EC支援はコスト抑制。AIによるサービス開発。配当性向50%。 記:2024/06/07
4484 東証グロース
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時価総額 3,785百万円
クラウドソーシング仕事依頼サイト「ランサーズ」を運営。プロ人材・コンサル人材のマッチングサイトも。丸井グループと資本業務提携。人材の流動化は追い風。人材マッチング事業伸びる。合理化も進め黒字定着を図る。 記:2024/06/09