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萩原電気HD Research Memo(4):2022年3月期第2四半期は得意先の生産回復により27.1%営業増益

2022/1/7 15:04 FISCO
*15:04JST 萩原電気HD Research Memo(4):2022年3月期第2四半期は得意先の生産回復により27.1%営業増益 ■業績動向 1. 2022年3月期第2四半期の連結業績概要 (1) 損益状況 萩原電気ホールディングス<7467>の2022年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が71,604百万円(前年同期比35.6%増)、営業利益が1,754百万円(同27.1%増)、経常利益が1,723百万円(同25.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1,145百万円(同30.6%増)となった。主要顧客である自動車メーカーの生産が前年同期に比べて大きく上向いたことなどから大幅増収となった。セグメント別では、デバイス事業、ソリューション事業ともに増収増益となった。デバイス事業の売上比率が高まったことや新商材の拡販等によって全体の売上総利益率はやや低下したが、販管費の増加が小幅にとどまったことから営業利益は大幅増益となった。 売上総利益率は9.2%と前年同期比で0.8ポイント低下したが、これは製品構成の変化(デバイス事業の売上比率の上昇)に加えて新商材の拡販に努めていること等による。新商材は既存事業と比較して相対的に利益率が低いため、新商材の売上高が増えると全体の売上総利益率は低下するが、「まずはトップライン(売上高)を増やす」という同社の方針に沿ったものであり、懸念される内容ではない。一方で販管費は、人件費を中心に前年同期比23.2%増加したが、売上総利益の増加(同24.2%増)を下回ったことから、最終的に営業利益は大幅増益となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YM》
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萩原エレクトロニクスを中核とする持株会社。自動車向けシステムLSIなどの半導体、電子部品の販売等を行うデバイス事業が主力。IT機器、組込機器の販売等も。中期経営計画では27.3期売上高3000億円目標。 記:2024/10/07