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ココナラ Research Memo(7):2021年8月期業績は営業収益を上方修正、上振れ分はプロモーション費用に充当
2021/10/8 16:07
FISCO
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*16:07JST ココナラ Research Memo(7):2021年8月期業績は営業収益を上方修正、上振れ分はプロモーション費用に充当 ■今後の見通し 1. 2021年8月期業績の見通し ココナラ<
4176
>の2021年8月期の業績は、営業収益で前期比52.6%増の2,710百万円、営業利益で74百万円(前期は80百万円の損失)、経常利益で46百万円(同83百万円の損失)、当期純利益で30百万円(同94百万円の損失)となる見通し。2021年3月19日上場時に発表した計画(売上高2,426百万円、営業利益74百万円、経常利益46百万円、当期純利益44百万円)に対して、営業収益を上方修正したが、営業利益、経常利益は据え置き、当期純利益に関しては若干下方修正している。 営業収益に関しては、制作・ビジネス系を中心に流通高が想定以上に拡大していることを反映したものとなっている。流通高の計画に関しては開示されていないが、第4四半期も前年同四半期と同じテイクレートだったと仮定すると、通期で前期比49%増の9,450百万円程度となる見込みだ。第4四半期の成長率は30%弱と鈍化することになるが、これは前期の流通高がコロナ禍による市場環境変化により成長スピードが加速し、前第4四半期の水準が高くなっていたことが要因として挙げられる。同社ではコロナ禍による市場環境変化による影響としては、成長率の半分程度あったと考えているようだ。コロナ禍の影響が一巡したあとは、流通高の成長スピードも年率20~30%程度になるものと弊社では考えている。 営業利益を据え置いた理由は、2021年8月期第4四半期に元々は計画していなかったテレビコマーシャルで1億円程度の広告宣伝費を投下したことが要因となっている。2020年8月期第4四半期もテレビコマーシャル及び関連プロモーションで247百万円を投下し、結果的に通期では損失を計上していた。また当期純利益に関しては、2022年8月期以降におけるマーケティング投資の規模を前回計画時の想定を上回る規模で実施する方針に改めたことで、当期末決算における繰延税金資産の計上を見送ったため、前回予想値を若干ではあるものの下方修正している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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個人のスキルを売買するサイト「ココナラ」を運営。ココナラ法律相談の運営やハイクラスの業務委託コンサルの紹介等も。メディア部門は売上拡大傾向。法律相談は有料登録弁護士数が順調増。ココナラ経済圏の拡大に注力。 記:2024/06/07
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