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サイバーコム Research Memo(8):成長投資と業績水準のバランスを見ながら安定配当を継続していく方針

2021/9/21 15:18 FISCO
*15:18JST サイバーコム Research Memo(8):成長投資と業績水準のバランスを見ながら安定配当を継続していく方針 ■株主還元策 サイバーコム<3852>は配当の基本方針について、「将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、『安定した配当』を継続して実施していく」としている。内部留保資金については、今後の成長に向けた人財投資や生産性向上投資、新製品及び新事業創出のための研究開発投資やM&A等に活用し、経営基盤の強化を図っていく方針となっている。 ここ数年の配当金と配当性向の推移としては、業績の拡大とともに増配を続けており、配当性向は20%~30%台で推移している。2017年12月期は9ヶ月変則決算のため配当性向が32.7%とやや高くなっているが、12ヶ月換算で見るとおおむね25%前後と試算され、同社が目安としている配当性向としては20%台後半の水準になると思われる。2021年12月期の1株当たり配当金は前期比2.0円増配の20.0円(配当性向28.0%)と連続増配を予定している。 ■SDGsと環境経営への取り組みについて 同社は、社会の一員としてその責務を果たすため、コンプライアンス遵守の徹底はもとより、CSR活動やSDGsといった事業活動や企業活動を通じて、様々な社会の課題解決に向けた取り組みを実施している。また、地球環境問題が社会問題化するなかで、環境保護への取り組みを企業として推進するため「けやきの環境方針※」を2004年に制定し、環境マネジメント活動に取り組んでいる。具体的な取り組みとしては、紙使用量の削減(各種書類の電子化やWeb会議の導入等によるペーパレス化)、ごみの削減(リサイクル可能製品の利用、ごみの分別徹底)、電気使用量及びCO2排出削減(職場環境の改善を行いながら節電)、ガソリン使用量の削減(エコドライブの推進、公共交通機関の利用、オンライン営業の活用等)などについて目標を設定し、その達成に向けた取り組みを継続している。 ※同社の創業地である宮城県の県木にちなんで「けやきの環境方針」と名付けた。「け」は継続的改善、「や」は優しさの追求、「き」は綺麗な地球、の頭文字を取っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《YM》
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時価総額 15,258百万円
富士ソフト傘下のソフト開発会社。通信分野に強み。受託開発主体にSI、自社パッケージも展開。通信ソフトウェア開発は好調。23.12期3Q累計は増収増益。富士ソフトによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/09