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Nexus Bank---21年通期業績予想 純利益55%増の上方修正 2Q決算は過去最高益を継続更新

2021/8/16 15:19 FISCO
*15:19JST Nexus Bank---21年通期業績予想 純利益55%増の上方修正 2Q決算は過去最高益を継続更新 Nexus Bank<4764>は12日、2021年12月期第2四半期(21年1月-6月)連結業績を発表した。営業収益が109.13億円(前年同期は2.54億円)、営業利益が26.17億円(同1.38億円の損失)、経常利益が26.30億円(同1.41億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が24.95億円(同2.07億円の損失)となった。 Fintech事業の海外エリアでは、韓国国内における総量規制や上限金利規制をはじめとした金融業圏の貸付規制強化が継続される中、引き続き中金利帯の個人向け無担保貸付を中心に新規貸付が堅調に推移した結果、同社の2021年6月末の貸付残高は1,897億円と拡大した。また、Fintechサービスの領域拡大・質的向上を目的とした継続的なIT投資のほか、Fintech事業者との連携によるさらなる競争力の確保に努めた結果、当第2四半期連結累計期間における海外エリアの営業収益は105.01億円、営業利益29.21億円となった。 また、これら海外Fintechの堅調な業績推移と2021年6月24日に実施したSAMURAI証券及びSAMURAI ASSET FINANCEの株式譲渡による特別利益により、当期純利益が24.95億円と期初に計画した業績予想20億円を大幅に上回って着地した。 2021年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。営業収益が前期比416.2%増の200.00億円、営業利益が同832.5%増(前回予想比16.7%増)の35.00億円、経常利益が同875.4%増(同16.7%増)の35.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が31.00億円(同55.0%増)としている。SAMURAI証券及びSAMURAI ASSET FINANCEの株式譲渡に伴う販売費及び一般管理費の減少及び特別利益(子会社株式売却益)7.54億円を計上したためとなる。 《ST》
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ネットワーク高速化ミドルシェアの開発で出発。20年11月にクレカ会社と韓国貯蓄銀行を買収し、金融ビジネスが主力に。Fintech事業は好調。新規貸付増加の海外エリアが貢献。21.12期通期は最終黒字転換。 記:2022/02/15