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SFP Research Memo(6):2022年2月期は売上高の一定の回復とコスト抑制の継続で経常黒字化へ

2021/5/24 15:56 FISCO
*15:56JST SFP Research Memo(6):2022年2月期は売上高の一定の回復とコスト抑制の継続で経常黒字化へ ■業績見通し 1. 2022年2月期の業績予想 2022年2月期の業績予想についてSFPホールディングス<3198>は、売上高を前期比43.4%増の25,000百万円、営業利益を0百万円、経常利益を500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を0百万円と、売上高の一定の回復により営業損益でのブレークイーブン(経常損益では黒字化)を見込んでいる。 3回目の緊急事態宣言の発出等に伴う時短営業の継続により、足元の第1四半期は苦戦する見通しであるものの、第2四半期にかけて通常営業を再開するとの想定の下、売上高は段階的に回復するシナリオを描いている。コロナ禍前(2020年2月期)の売上高(40,216百万円)と比べると、年間通じて約62%の水準にまで戻る予想となっている。 損益面では、厳しい状況にある第1四半期は感染拡大防止協力金・助成金の受給で損失をカバーする一方、第2四半期以降は売上高の回復や販管費の抑制継続により利益の改善を進め、営業損益でのブレークイーブン(経常損益では黒字化)を見込んでいる。また、新規出店等の大規模投資は当面控え、既存店舗の業態転換や改装を中心に小規模投資にとどめる考えである。 2. 弊社の見方 弊社では、コロナ禍の影響については引き続き注視する必要があるものの、同社の想定どおり、コロナ禍が収束に向かい、第2四半期にかけて通常営業が再開されれば、同社の売上高予想の達成は十分に可能な水準であると見ている。また、損益面についても、通常営業を再開した前期の第3四半期の状況(売上高約60億円で実質的な損益分岐点に到達したこと)や、その後の不採算店舗の退店(収益体質の改善)などを勘案すれば、少なくても年間売上高250億円でブレークイーブンを達成することは難しくないと判断できる。もちろん、コロナ禍の動向は依然として不透明であることから、とりわけ売上高については不確実性が高い状況にあるという認識を持っておく必要はある。ただ、時短営業の継続等により売上高が下振れたとしても、追加的な協力金などにより利益面での下振れは限定的であると考えられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
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海鮮居酒屋「磯丸水産」、鶏料理専門店「鳥良商店」などの業態を展開。きづなすし、餃子販売所「いち五郎」等も。クリエイト・レストランツHD傘下。グループ店舗数は200店舗超。大衆酒場業態の開発・出店を継続。 記:2024/08/05