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アライドアーキ Research Memo(7):2021年12月期も大幅な増収増益を見込む

2021/3/12 15:07 FISCO
*15:07JST アライドアーキ Research Memo(7):2021年12月期も大幅な増収増益を見込む ■業績見通し 1. 2021年12月期の業績予想 2021年12月期の連結業績についてアライドアーキテクツ<6081>は、売上高を前期比10.2%増の4,620百万円、営業利益を同33.9%増の400百万円、経常利益を同46.9%増の340百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同21.2%増の210百万円と大幅な増収増益を見込んでいる。また、同社が重視する粗利売上も前期比13.8%増の2,700百万円と順調に伸びる想定となっている。 マーケティングDXの流れなどを追い風として、「国内SaaS事業」と「ソリューション事業」を中心に各事業がそれぞれ伸長する見通しである。損益面でも、新サービスの開発や既存サービスの機能拡充、デジタル人材の拡充など、将来に向けた先行費用を継続するものの、増収による収益の底上げにより大幅な増益を実現し、営業利益率も8.7%(前期は7.1%)に改善する見通しである。 2. 弊社の注目点 弊社でも、2020年12月期第3四半期以降の業績の伸びや、これまで利益を圧迫してきた「海外SaaS事業」の収益体質の改善を勘案すれば、同社業績予想の達成は十分に可能であると見ている。注目すべきは、「マーケティングDX支援企業」として圧倒的ポジションの確立に向けて、包括的な支援案件をいかに積み上げていくのかにある。特に、顧客基盤の拡大に加え、顧客のマーケティング予算におけるシェア(コミットメント)向上の両面から、同社戦略の進捗を評価していくことがポイントとなるであろう。また、新サービスの開発や既存サービスの機能強化、デジタル人材の拡充(人材シェアリング事業の立ち上げを含む)などの将来に向けた取り組みについても、中長期的な視点からフォローしていきたい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《YM》
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自社開発マーケティングSaaSツールの提供等を行う。CVR最適化プラットフォーム「Letro」などが主要ツール。マーケティングDX戦略の支援等も手掛ける。海外事業では事業構造の抜本的な改革を図る。 記:2024/10/12