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デリカフーズホールディングス---産官学機関と連携、JAXA宇宙探査イノベーションハブ第6回研究提案募集に採択

2020/11/5 12:24 FISCO
*12:24JST デリカフーズホールディングス---産官学機関と連携、JAXA宇宙探査イノベーションハブ第6回研究提案募集に採択 デリカフーズホールディングス<3392>は4日、子会社のデリカフーズとメディカル青果物研究所が、菱熱工業や国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人千葉大学と連携して、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブが公募した「太陽系フロンティア開拓による人類の生存圏・活動領域拡大に向けたオープンイノベーション」に関する研究提案募集のうち、「資源循環社会に向けた自立循環型水耕栽培システム(地産地消型探査技術)」の採択を受けたことを発表。 実施期間は、2020年11月~2022年10月の2年間の予定。デリカフーズは、野菜残渣の提供、残渣分解装置の設置・稼働を行う。メディカル青果物研究所は、野菜残渣や液化堆肥、環境浄化型植物などの評価・分析を行う。菱熱工業は、残渣分解装置の導入、自動搬入・自動計量機能の追装を行う。産業技術総合研究所は、炭酸ガスの捕獲・分析、有効利用を行う。千葉大学は、炭酸ガス・液化堆肥での野菜栽培実証を行う。JAXAは、月面農場関連技術の適用検討を行う。 植物性の残渣を高速分解する技術を基盤として、そこから発生する炭酸ガス、および無機元素を全量回収し、養液栽培に利用する手法の確立を目指す。残渣の投入から農産物の生産において、閉鎖型管理で実施し、各工程の全必須元素の収支を解明することによって、環境浄化型植物生産法を確立する。同技術は、リサイクル処理技術の導入だけでなく、宇宙や地上の両方に有効なものを達成する。 《ST》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25