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*15:05JST リソル Research Memo（5）：「RE-BORN計画」で生まれ変わって上質化 ■新生「リソルの森」 1. 「リソルの森」の大規模改修 リソルホールディングス<5261>の旗艦施設で、中長期的に収益の柱となることが期待されている「リソル生命の森」を「RE-BORN計画」に基づいて大規模改修、「Sport & Do Resort リソルの森」へと改称して2020年4月1日にグランドオープンした。大規模改修の中心は「もみじの里」エリアで、既存施設を改修、新規施設を建設し、上質感漂う「グランヴォー スパ ヴィレッジ」へと生まれ変わったのである。改修の内容は、テラスハウスの改修、グランピング施設と露天風呂付き天然温泉「紅葉乃湯」の新設、カフェやショップなど入ったコミュニティ棟の新設などである。体験型プログラムや各種イベントなど、上質なサービス提供へ向けてソフトの開発にも注力している。同時に「メディカルトレーニングセンター」も大規模改修し、スポーツジムエリアを全面改装、大浴場を大幅拡張した。こうした上質化が理由と思われるが、リニューアルによりゴルフ会員権の販売が順調に伸びているもようである。 リニューアルの目玉は「グランヴォー スパ ヴィレッジ」など 2. スペシャルリニューアル 特に今回のリニューアルで目玉となるのが、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」、「メディカルトレーニングセンター」、そして「トリニティタウン事業」である。 (1) グランヴォー スパ ヴィレッジ 「リソルの森」はかねてより、旧スイス大使館の建物を移築した「和食処 翠州亭」やレマン湖を模した「ラク・レマンプール」などスイスと関係があり、そうしたスイス・旧グランヴォー村との友好関係から生まれたのが、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」である。従来の「もみじの里」エリアを新たな宿泊エリアとして再構築し、アウトドアリビングやアウトドアダイニングを楽しむテラスハウスや、家族やグループで「暮らすよう泊まることのできる」グランテラスといった施設を建設、森の息吹や満点の空、鳥のさえずり、季節の花など上質な自然を体験することができる。また、今回のリニューアルでは、最大71平方メートルの快適空間でゆったりとくつろげるグランピング施設や露天風呂付き天然温泉「紅葉乃湯」を新設、今後、四季に合わせた多彩なイベントも計画しており、上質なリゾートとして1年を通して楽しむことができるようになっている。 (2) 新生メディカルトレーニングセンター 「メディカルトレーニングセンター」を設備面、デザイン面を一新、関東屈指のトレーニングセンターへと全面改装した。1階に近代的なエントランスロビーとスポーツギャラリー、レストランを配置し、2階には最新鋭機器を揃えたフィットネスルーム、ロッカールームと浴室、3階にはランニングトラックと体育館、25mプールなどの設備を配している。メディカルトレーニングセンター2階にある男女大浴場「長柄カルナの湯」は、スポーツの疲れを癒してくれる白濁色の湯で、北海道二股温泉から採取された原石より溶け出した硫黄成分を含んだ準天然温泉である。 (3) トリニティタウン事業 今回のリニューアルによって、「トリニティ（ワーク×ウェルネス×セイフティの三位一体）」を特徴とした不動産開発及び販売を行う「トリニティタウン事業」も稼働を開始した。「トリニティタウン事業」では、自然豊かな環境と「Sport & Do Resort リソルの森」のハード・ソフトの強みを生かし、充実したリゾートワークとリゾートライフを提供する方針である。第1弾として、リゾートワークに適した設計で、「Sport & Do Resort リソルの森」を代表するような存在の「ホテルトリニティ書斎」を、各種施設の利用権※を付けて2020年夏より販売を開始する計画である。室内だけでなく天気の良い日は上質な自然環境の中でアウトドアワークをし、ワークの前後はゴルフやスポーツクラブ、森林ウォーキング、ヨガでリフレッシュすることができる。各種取次・予約・手配をする「コンシェルジュサービス」、レンタルサービスやシャトルバスなど「生活サポートサービス」といったサービスも付与する予定である。また、リアルミーティングにも適したスペースを屋内外に用意しており、旧スイス大使館の建物を移築した和食処「翠州亭」でのランチ商談や真名カントリークラブでゴルフ場商談も可能である。福利厚生や社員運動会、チームビルディング研修などにも利用可能となっている。 ※施設利用権：「真名カントリークラブ」正会員の権利（2名分）、「メディカルトレーニングセンター」会員の権利（一部限定特典も有）、そのほか「紅葉乃湯」や「ラク・レマンプール」、各種宿泊施設・レストランなど「Sport & Do Resort リソルの森」の各種施設を利用することができる。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　宮田仁光） 《NB》