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イチネンHD Research Memo(6):設備投資により有形固定資産が増加

2020/6/12 17:36 FISCO
*17:36JST イチネンHD Research Memo(6):設備投資により有形固定資産が増加 ■イチネンホールディングス<9619>の業績動向 2. 財務状況とキャッシュ・フロー 2020年3月期末の流動資産は59,439百万円(前期末比11,904百万円増)となったが、主に現金及び預金の減少43百万円、受取手形及び売掛金の増加3,378百万円、リース投資資産の増加472百万円などによる。固定資産は89,747百万円(同7,305百万円増)となったが、主にオペレーティング・リース取引の契約増加による賃貸資産の増加2,819百万円、のれんの減少151百万円、償却によるソフトウェアの減少151百万円、投資その他の資産の増加260百万円などによる。以上から、期末の資産合計は149,228百万円となり、前期末比で19,213百万円増加した。 一方で流動負債は48,827百万円(同10,115百万円増)となったが、主に支払手形及び買掛金の増加3,036百万円、短期借入金等(1年内償還予定の社債、1年内返済予定の長期借入金、コマーシャル・ペーパーを含む)の増加4,250百万円などによる。固定負債は同5,980百万円増の63,485百万円となったが、主に社債の増加2,010百万円、長期借入金の増加2,986百万円による。この結果、負債合計は112,312百万円となり前期末比で16,096百万円増加した。純資産合計は36,915百万円となり前期末に比べて3,116百万円増加したが、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加3,442百万円等による。 2020年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは1,823百万円の収入となったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上6,709百万円、減価償却費14,522百万円、主な支出は賃貸資産の純増14,993百万円など。投資活動によるキャッシュ・フローは6,957百万円の支出であったが、主に有形及び無形固定資産の取得による支出4,320百万円、吸収分割による支出2,813百万円などによる。財務活動によるキャッシュ・フローは5,094百万円の収入であったが、主な収入は長短借入金等の増加(純額)6,432百万円などで、主な支出は配当金の支払い983百万円などであった。その結果、2020年3月期中に現金及び現金同等物は43百万円減少し、期末残高は2,158百万円となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《EY》
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自動車リース関連事業が主力。機械工具販売事業やケミカル事業、合成樹脂事業、パーキング事業等も手掛ける。1930年創業。自動車リース関連事業は新規販売の積極化等により、契約台数や契約残高の増加を図る。 記:2024/07/05