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ジャパンベストレスキューシステム---2Q売上高は微減、引き続き既存事業の強化と新たな成長基盤の確立に取り組む

2020/5/12 12:35 FISCO
*12:35JST ジャパンベストレスキューシステム---2Q売上高は微減、引き続き既存事業の強化と新たな成長基盤の確立に取り組む ジャパンベストレスキューシステム<2453>は8日、2020年9月期第2四半期(19年10月-20年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.9%減の59.96億円、営業利益が同11.9%減の6.50億円、経常利益が同24.2%減の6.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同74.3%減の2.60億円となった。 駆けつけ事業の売上高は前年同期比5.0%減の7.55億円、営業利益は同64.6%減の0.27億円となった。生活救急車サイトの集客増加と作業単価の向上が進むものの、前年同期に施工が重なった雨漏りの案件が減少したことに加え、他社サイトとタウンページからの集客が減少した。 会員事業の売上高は前年同期比7.7%減の29.85億円、営業利益は同4.0%増の7.52億円となった。採算が悪化していたdリビングのサービスを終了したことで売上高が減少したが、安心入居サポートの会員数が90万人を超えるとともに、安心修理サポート・学生生活110番も会員数が増加した。 保険事業の売上高は前年同期比9.1%増の21.01億円、営業利益は同5.8%増の1.69億円となった。主力の家財保険「新すまいRoom保険」の代理店拡大が奏功し、契約件数が増加した。 リペア事業の売上高は前年同期比16.6%減の1.49億円、営業損失は0.37億円(前年同期は0.28億円の損失)となった。施工技術を活かした高単価案件の比率が向上し単価の上昇が進んだ一方で、施工単価の低い案件の整理を進めたことで、減収となり利益面は損失となった。 ライフテック事業の売上高は前年同期比449.8%増の0.21億円、営業損失は0.75億円(前年同期は0.09億円の損失)となった。同社会員向けの新サービスや既存提携先である不動産賃貸業者等を販路とする新商品の創出を推進するとともに、不動産賃貸入居者向けの電力販売を推進した。 なお、当第2四半期累計期間の作業件数はガラス関連サービス2千件、水まわり関連サービス13千件、カギの交換関連サービス18千件及びパソコン関連サービス3千件となった。 2020年9月期通期の業績予想については、同日8日に修正を発表した。売上高が前期比4.3%減(前回予想比14.8%減)の115.00億円、営業利益が同26.7%減(同40.0%減)の12.00億円、経常利益が同36.5%減(同40.5%減)の12.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同63.4%減(同63.4%減)の6.00億円としている。新型コロナウイルス感染症拡大を保守的に勘案し、会員セグメントにおける先述の新規提携案件の開始が2021年9月期以降に遅延することや、人との接触を避けるため駆けつけセグメントにおける生活トラブル解決件数の減少を見込むことなどから、予想を下回る見込みとしている。 《SF》
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入居者向け生活トラブル解決サービスを手掛ける。パートナー企業を通じ会員・保険・保証サービスを販売。安心入居サポートは会員数が順調増。保証事業は堅調。23.9期通期は2桁増益。MBOで上場廃止予定。 記:2024/01/09