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アセンテック Research Memo(3):顧客ニーズを的確に把握した独自製品の開発に注力

2019/10/2 15:23 FISCO
*15:23JST アセンテック Research Memo(3):顧客ニーズを的確に把握した独自製品の開発に注力 ■会社概要 アセンテック<3565>が得意とする仮想デスクトップソリューションについて、初期費用などの課題を解決し、より低コストに、シンプルなものとする独自製品の開発に注力している。国内における顧客ニーズを的確に把握し、自社オリジナルソリューションを積極的に展開している。自社開発した「リモートPCアレイ」は、低コストでの導入が可能なソリューションであるが、データ管理に対して常に高いセキュリティ性を求められるセコム<9735>のグループ会社であるセコムトラストシステムズ(株)に7,700台の納入実績がある。2019年1月には従来モデルより1.5倍の高集約化を実現し、初期導入コストを最大50%削減した「リモートPCアレイ200」をリリースした。同製品は仮想デスクトップシステムのコストを大幅に削減可能にするほか、新たにRPAのプラットフォームとして採用されるなど、市場規模が拡大している。 また、低コストで既存Windows PCをシンクライアント化(ユーザーが使う端末に必要最小限の処理をさせ、ほとんどの処理をサーバー側に集中させたシステム)できるソフトウェアディファインド・シンクライアント「Resalio Lynx (レサリオリンクス)700」においては、搭載している機能について特許を取得。同社は「自社製品の開発と展開」を重要戦略として掲げており、その戦略を支えるキー・テクノロジーのひとつとなる。 さらに同年8月には、USBキー型シンクライアント デバイス「Resalio Lynx 300」新バージョン4.2を発表した。Resalio Lynxの新バージョンにおいては、ファイアウォール機能を追加し、Pulse Secure.LLCのVPNクライアントを正式にサポートすることで、高いセキュリティ環境でリモートからのアクセスが可能となり、テレワーク実現を支援する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一) 《ST》
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