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オーケストラ Research Memo(5):マーケティングオートメーション領域で独自ポジションの確立目指す

2019/4/11 15:15 FISCO
*15:15JST オーケストラ Research Memo(5):マーケティングオートメーション領域で独自ポジションの確立目指す ■中長期の成長戦略 デジタルマーケティング事業の主要領域であるインターネット広告市場は、2018年は前年比116.5%と成長している。その中でもOrchestra Holdings<6533>が注力する運用型広告市場は、前年比122.5%と際立った成長を続けている。また、ソリューション事業については、IT人材不足が続いており、2018年においてIT人材は24万人の不足、2030年には59万人の不足まで拡大する見込みである。 事業別の成長戦略においては、好調が持続するデジタルマーケティング事業にて、市場成長を着実に捉えて全体の成長をけん引すると共に、ソリューション事業を早期に第2の事業・収益の柱とするべく、積極的な採用とM&Aによる開発体制拡充によりIT人材需要の取込みを加速し、クラウドインテグレーション、RPA等の急成長市場でのプレゼンスを拡大する計画である。ライフテクノロジー事業においては、プラットフォームの横展開や他社とのアライアンスにより、サービスのバリエーションを増やし飛躍的成長を目指している。 更に、事業間のシナジーを生かして各事業の成長を加速するとともに、ソリューション事業とデジタルマーケティング事業の連携により、クライアントのマーケティングオートメーションツール実装とデジタルマーケティング施策立案を一気通貫でサポート可能な体制を構築することで、他社との差別化を図り、独自ポジションの確立を図っている。 同社はこれまでM&Aを行ってきた中で、M&A先となる企業の目利き、M&A後のPMI(経営統合作業)についてもノウハウを蓄積してきた。この強みも生かし、先端IT人材を有する企業を中心にソリューション事業に関わるM&Aを継続的に実施する計画である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行) 《HN》
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デジタルトランスフォーメーション事業、運用型広告中心のデジタルマーケティング事業が柱。Sharing Innovations等を傘下に収める。スキルナビのSaaS事業も。DX事業はサービス領域の拡充図る。 記:2024/08/10