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SBSHD Research Memo(1):SBSリコーロジスティクスとのシナジー効果で一段の事業規模拡大へ
2019/4/10 15:11
FISCO
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*15:11JST SBSHD Research Memo(1):SBSリコーロジスティクスとのシナジー効果で一段の事業規模拡大へ ■要約 SBSホールディングス<
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>は、3PL(物流一括受託サービス)の大手で、積極的なM&Aと物流施設の開発及び流動化による独自ビジネスモデルで成長を続けている。2018年8月にSBSリコーロジスティクス(株)の株式を66.6%取得してグループ化。シナジー効果によって国内外で一段の事業規模拡大を目指す。2018年12月期における国内物流事業の売上高構成比は一般物流が50%、食品物流が41%、即日配送が9%。また、事業セグメント別利益構成比※は物流事業が52.2%、不動産事業が44.7%、その他が3.1%となっている。 ※事業セグメント別利益構成比は、連結消去等の調整前数値による。 1. 2018年12月期業績概要 2018年12月期の連結業績は売上高で前期比33.1%%増の203,516百万円、営業利益で同32.3%増の8,240百万円と大幅増収増益となり、売上高は初めて2,000億円を突破、営業利益も2期ぶりに過去最高益を更新した。第3四半期から連結対象となったSBSリコーロジスティクスの影響を除けば、売上高で前期比9%増、営業利益で同31%増益だったと見られる。このうち、物流事業は3PL案件の獲得やEC通販宅配事業の急成長に加え、コスト低減施策や料金適正化に取り組んだことにより、前期比60%超の大幅増益となった。また、不動産事業も「長津田物流センター」の一部売却を実施したことで2期ぶりの増収増益となった。なお、SBSリコーロジスティクスの子会社化による業績への影響額は、売上高で364億円、営業利益で約1億円の増収増益要因となっている。 2. 2019年12月期見通し 2019年12月期の連結業績は、売上高で前期比22.8%増の250,000百万円、営業利益で同9.2%増の9,000百万円となる見通し。売上高はSBSリコーロジスティクスの業績がフル寄与することで、2ケタ増収が続く見通し。一方、営業利益は、不動産事業の減益を物流事業の増益でカバーする。全体的にはやや保守的な印象で、会社計画に対して利益ベースでの上振れ余地があると弊社では見ている。 3. SBSリコーロジスティクスとのシナジー 同社はSBSリコーロジスティクスをグループ化したことで、国内におけるBtoBの即配サービス事業、並びに海外事業の再拡大を見込んでいる。BtoB向けの即配サービス事業については首都圏のみの展開であったが、SBSリコーロジスティクスが全国主要都市に構築する配送網を活用することでエリア拡大していく。また、海外では香港のオフィス統合を手始めに海外での協業を拡大する。SBSリコーロジスティクスは同社グループに入ることで、現在35%程度にとどまっているリコー<
7752
>以外の顧客取引を拡大し、3年後を目途に売上高で1,000億円を目指している。また、営業利益率についても同社が過去のM&Aによって培ってきたノウハウを生かすことで、SBSリコーロジスティクスの営業利益率を3%以上に引き上げていくことが可能と見られ、今後の増益要因として期待される。 4. 中期成長見通し SBSリコーロジスティクスを子会社化したことで、売上高3,000億円が自立成長のみで射程圏内に入ったと考えられる。物流施設の開設も2019年3月に竣工した「南港物流センター」を始め、2023年まで毎年、拠点を開設していく予定となっており、2019年以降5年間で約13.2万坪の増床を予定している。2018年12月期末の倉庫面積約50万坪に対して、5年後は約1.26倍の63万坪に拡大することになる。今後も「高い提案力&現場力」「強い配送力」「価格競争力のある物流施設の開発」を強みとし、品質とコストパフォーマンスを兼備した物流サービス会社として成長を続けていくものと弊社では予想している。 ■Key Points ・物流事業はEC宅配事業の成長と、収益改善施策が奏効し大幅増益を達成 ・2019年12月期業績は保守的な印象で利益ベースの上振れ余地あり ・自立成長で売上高3,000億円の達成が射程圏内に入る (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
関連銘柄 2件
2384 東証プライム
SBSホールディングス
2,365
11/22 15:30
-1(-0.04%)
時価総額 93,933百万円
3PLに強みを持つ総合物流企業。SBS東芝ロジスティクス、SBSリコーロジスティクスなどを傘下に持つ。不動産事業、人材派遣事業等も展開。ECプラットフォームサービス「EC物流お任せくん」の本格展開図る。 記:2024/09/01
7752 東証プライム
リコー
1,647
11/22 15:30
+35(2.17%)
時価総額 966,771百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
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