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リソル Research Memo(3):2021年3月期の経常利益24億円以上を目指す

2018/12/19 15:02 FISCO
*15:02JST リソル Research Memo(3):2021年3月期の経常利益24億円以上を目指す ■長期経営目標 1. 長期方針・長期事業方針・経営指標目標 リソルホールディングス<5261>は長期方針の中で、「人にやさしい」「社会にやさしい」「地球にやさしい」の3 つの「やさしい」をすべての事業を通じて実現することで、顧客に喜んでもらい信頼される企業になれるよう、公正な企業活動を実践していこうと考えている。 長期方針 (1) 人にやさしい 事業を通じて、“ いきがい・絆・健康・くつろぎ”を実現していきます。 (2) 社会にやさしい 事業を通じて、お客様、株主様、お取引先、従業員などすべてのステークホルダーとの友好関係を維持していきます。 (3) 地球にやさしい 事業を通じて、省エネ、再生可能エネルギー、緑地保全、森林整備などを行い、地球を大事にしていきます。 長期事業方針(2016年度~2020年度) ・ホテル事業[客室数の大幅増加と滞在型ホテルや簡易型ホテルへの進出] ・ゴルフ事業[新しいゴルフスタイル、多角化の実現] ・再生可能エネルギー事業[発電容量40メガワット以上の実現] ・リソル生命の森事業[“ いきがい・絆・健康・くつろぎ”の自主開発プログラム推進] ・CCRC事業[千葉大学、長柄町と連携し、リソル生命を活用した日本初の本格的CCRCの開発、販売] ・福利厚生事業[リソル生命の森の自主プログラムを活用した差別化商品の推進] 経営指標目標 これらにより同社は、2021年3月期にROA5%以上(2018年3月期実績6.1%)、自己資本比率35%以上(同37.2%)、ROE10%以上(同11.4%)という経営指標を目標に、売上高250億円以上(同236億円)、経常利益24億円以上(同20億円)という定量目標の達成を目指している。 将来の成長分野を見据え事業セグメントを変更 2. 新事業セグメント 同社は成長シナリオを中期と長期に分けている。中期的には、インバウンド需要の拡大や東京オリンピックなどビッグイベントにより好景気持続が予測されている。このため、足元でまさにニーズの強いホテルとゴルフ場の運営事業をコアに、成長戦略を展開しているところである。成長目標の期間が長期経営目標とほぼ重なるため、中期成長戦略は結果的に長期経営目標の定量目標がターゲットとなる。と同時に、東京オリンピックがいよいよ間近に迫ってきたため、長期的な経済環境を意識する必要も出てきた。訪れるであろう経営環境の変化を想定して、CCRC事業と再生エネルギー事業を成長分野に据えた。 一方、不動産を買って再生して販売するというキャピタルゲイン的なビジネスモデルが、将来的に成立しづらくなることを見越し、運営事業など長期の安定したインカムゲインにつながるビジネスモデルへの転換も進めている。このように成長戦略の観点とビジネスモデルの観点から、事業セグメントをマネジメントしやすい構成へと変更した。 従来の開発事業の中にあった「大学連携型CCRC」等地方創生推進事業をCCRC事業として、太陽光等自然エネルギー事業を再生エネルギー事業として昇格・新設。また、従来の開発事業にあった「デューデリジェンス事業」及び「再生事業不動産等の販売」を、リゾート関連事業と統合して不動産関連事業としてくくり直した。なお、ホテル運営事業とゴルフ運営事業の中で「リソル生命の森」で展開している施設については、CCRC事業へと移管した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《SF》
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時価総額 28,043百万円
ホテルとゴルフ場の経営が柱。福利厚生代行や再エネビジネスも。三井不動産およびコナミグループの持分法適用関連会社。リソルの森事業は業績順調。団体利用が増加。単価も上がる。ゴルフ会員権等の販売も堅調。 記:2024/06/12