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ロックオン Research Memo(6):マーケティングロボット31社連携達成。クロスデバイス機能等が好調

2018/12/14 15:26 FISCO
*15:26JST ロックオン Research Memo(6):マーケティングロボット31社連携達成。クロスデバイス機能等が好調 ■中長期の成長戦略 1. マーケティングロボット具現化、31社と連携達成 マーケティングロボットとは、「企業と顧客のコミュニケーション円滑化(自動化・効率化)」を意味する造語であり、株式会社ロックオン<3690>の登録商標である。マーケティングロボットの開発・進化は同社の中長期的な最重要テーマである。マーケティングロボットは、計測、分析、活用の3層に分かれ、自社開発する分野と他社連携して機能を充実する分野がある。2018年9月期は期初に30社と新規連携を行う計画を立て、2018年9月時点で、31社と連携を達成した。「アドエビス」がクラウド型のシステムであるため、連携の成果は即座に顧客に還元され、使える機能が毎月増えている。例えば、顧客がメール配信機能と同社の顧客ビッグデータを連携して活用した場合、同社の顧客ビッグデータの量と質が優れているために、単独でメール配信機能を使うよりも絞り込みがうまくでき、施策効果が上がる。「アドエビス」を核にしたプラットフォーム(マーケティングロボット)は、より高い付加価値を提供すべく進化しており、将来的には顧客単価の向上が見込まれる。 2. 人工知能を搭載した「クロスデバイス機能」を提供開始 同社は、「アドエビス」においてデバイス(PC、スマートフォン、タブレットなど)やアプリ、ブラウザ間を横断してユーザー行動を可視化する「クロスデバイス機能」を2018年8月より提供開始した。この機能は、「アドエビス」で計測された年間120億を超える国内のアクセスログデータと3rd Partyデータを用いて、デバイスやブラウザを跨ぐユーザー行動を可視化できる機能で、国内効果測定ツールでは初めて独自開発の人工知能(AI)を搭載し、90%以上の精度で同一ユーザーの推定を実現した。過去数年の積極的な開発投資が結実したものであり、他社との差別化を決定的にする機能と言えるだろう。2018年8月時点で100社以上への先行提供を開始しており、年内250社の新規導入を目標にサービス提案と導入支援を加速する。 3. 運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」事業を承継 同社は、EVERRISEの運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」事業を承継し、2018年10月に事業を開始した。「アドレポ」は、運用型広告のレポート作成における業務負荷軽減を目的に開発されたクラウドサービスである。対象は主に広告代理店。Google AdWordsやYahoo!プロモーション広告、Facebook広告、FreakOutなどの主要広告プラットフォームと連携し、運用型広告のデータ集約とレポート作成を自動化する。また、カスタマイズ性の高いレポート出力で既存のレポート形式を変更することなく導入できる。既に多くの広告代理店に導入されており、同社の成長への貢献が期待できる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《HN》
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広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」などのマーケティングDX支援事業、ECサイト構築の「EC-CUBE」などのコマース支援事業を展開。マーケティングプロセス領域における新サービスなどで成長目指す。 記:2024/06/07