マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 7:50:49
15,155,348
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

MRO Research Memo(2):売上1,000億円・親会社株主に帰属する当期純利益100億円に向け順調な進捗

2018/12/3 15:32 FISCO
*15:32JST MRO Research Memo(2):売上1,000億円・親会社株主に帰属する当期純利益100億円に向け順調な進捗 ■今後の見通し ● 2018年12月期の業績見通し MonotaRO<3064>の2018年12月期通期の連結業績は、売上高で前期比23.9%増の109,469百万円、営業利益で同20.4%増の14,249百万円、経常利益で同19.7%増の14,191百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同18.7%増の10,044百万円と、売上高・各利益ともに高い成長を維持する予想であり、期初から数値に変更はない。この計画が達成されれば、17期連続の増収、9期連続の増益、売上高で1,000億円、親会社株主に帰属する当期純利益で100億円の大台に乗せることになる。 売上高に関しては、引続き顧客ベースの拡大と既存顧客向け売上の拡大、大企業連携の推進に取り組む。通期の売上計画に対する第3四半期の進捗は、72.2%(前年同期は72.5%)と前年同期並み。売上の9割程度は既存顧客からの売上げであるため、その向上策を継続する。具体的には、新規口座獲得計画(59.8万口座)、在庫点数拡大計画(40万点)、更なるリードタイム短縮を通じた利便性向上などである。 海外展開に関しては、韓国事業での顧客ベースの拡大(通期黒字化は来年度へ延期)、インドネシアでのサプライチェーンの最適化、顧客ベース拡大などに取り組む。 通期の営業利益計画に対する第3四半期の進捗は71.3%(前年同期は72.3%)、経常利益で71.5%(前年同期は72.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益で69.6%(前年同期は71.5%)、とほぼ前年同期並みの水準。今期は第4四半期に9月末の台風による期ずれ分の売上げが上乗せされるという特殊要因もある。同社のビジネスモデルは、顧客数が積み上がり、購買歴の長い顧客ほど購入額が多くなるという優位性を持つ。結果として、上期より下期、その中でも第4四半期の売上・利益が増加する傾向がある。今期に関しては、第4四半期の営業日数が前期よりも1日多い(今期62日、前期61日)こともプラス要素。ちなみに、足元10月の月次売上成長率は130%以上あり、9月の期ずれ分を取り戻し順調である。弊社では、同社の計画精度や戦略遂行能力の高さを勘案すると、通期計画の達成に懸念はないと考える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《MH》
関連銘柄 1件
3064 東証プライム
2,638
11/22 15:30
+144(5.77%)
時価総額 1,322,564百万円
工業用間接資材のネット通販最大手。工具、部品、消耗品、事務用品等を扱う。取扱商品は2200万点超。登録会員数は960万口座超。圧倒的な品揃えが強み。顧客は中小企業が中心。テレビCMなどで認知度向上図る。 記:2024/10/11