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Eストアー Research Memo(6):成長投資の着実な実行を想定して増収減益を予想
2018/9/13 16:20
FISCO
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*16:20JST Eストアー Research Memo(6):成長投資の着実な実行を想定して増収減益を予想 ■今後の見通し ● 2019年3月期通期見通し 2019年3月期通期についてEストアー<
4304
>は、売上高5,540百万円(前期比9.8%増)、営業利益531百万円(同4.1%減)、経常利益531百万円(同8.7%減)、当期純利益367百万円(同10.7%減)と増収減益を予想している。これらの数値は期初予想から変更はない。 同社は通期ベースで予算を管理しているため、第2四半期(上期)の業績予想はない。利益面では進捗率が高かったため、通期予想に対する上振れ期待を持つ向きもあるだろうが、同社は人材を中心とした成長投資に費用を積極的に投下する方針であるため、利益の上振れへの過度な期待は避けるべきと弊社では考えている。 むしろ、2019年3月期第2四半期以降注目すべきは、売上高の動向だ。通期の期初予想では2ケタ近い増収率を掲げているが第1四半期は微減となった。これを第2四半期以降で取り戻せるかどうかだ。 2019年3月期第1四半期における“誤算”はマーケティングサービスにおける売上高の伸び鈍化だったのではないかと弊社では推測している。この点について同社は、ショップサーブの既存客以外も含めて新規契約の獲得を目指すとともに、大口顧客の取り込みに注力してリカバリーを目指すとしている。大口顧客獲得も含めてこの戦略の達成に向けて手応えが出てきているもようだ。 フロウ売上高も第2四半期以降の回復が十分期待できると弊社ではみている。第1四半期は前期比減収となったものの1顧客当たり流通額は8%増となった。マーケティングサービス事業の成長再加速に伴い、フロウ売上高も増収トレンドを回復すると期待される。加えて、マーケティングシステムの拡販による効果も大いに注目される。コンペアやクエリーといったサービスは売上拡大のためのツールであり、ショップサーブの既契約者において採用が進めば、彼らのEC販売高、ひいては同社のフロウ売上高の押し上げに大きく貢献すると期待される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《MH》
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4304 東証スタンダード
Eストアー
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時価総額 8,021百万円
中小企業向け・大企業向けECシステムやマーケティングサービス等を手掛けるEC事業、ハンズオンインキュベーション事業を展開。HOI事業に軸足シフト。OMO施策の推進などにより、既存事業の収益拡大図る。 記:2024/10/11
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