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大幸薬品---1Q売上高9.5%減、中長期成長戦略は製品リニューアルや新商品発売に向けた取組が進捗

2018/8/16 18:22 FISCO
*18:22JST 大幸薬品---1Q売上高9.5%減、中長期成長戦略は製品リニューアルや新商品発売に向けた取組が進捗 大幸薬品<4574>は10日、2019年3月期第1四半期(18年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.5%減の12.65億円、営業利益が同66.0%減の0.61億円、経常利益が同77.8%減の0.28億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同61.1%減の0.38億円となった。 医薬品事業の売上高は前年同期比8.7%減の10.99億円となった。国内向けの売上高は、「正露丸クイックC」について前年同期に初期出荷した反動等により、対前年同期比で減少となった。海外向けの売上高は、香港市場向けの出荷時期が変更になったこと等から、対前年同期比で減少となった。セグメント損益は、減収影響等から、前年同期比14.9%減の4.98億円の利益となった。 感染管理事業の売上高は同12.5%減の1.60億円となった。国内一般用製品の売上高は、対前年同期比で増加となった。国内業務用製品の売上高は、「クレベリンカートリッジ(車両用)」について前年同期に販売店においてキャンペーンを実施した反動等により、対前年同期比で減少となった。一方、海外向けの売上高は、中国市場における新規販売代理店のテストマーケティング用の出荷があったこと等から、対前年同期比で増加となった。セグメント損益は、減収影響に加えて人件費及び販売促進費等が増加したことにより1.73億円の損失(前年同期は1.20億円の損失)となった。なお、中長期成長戦略は、クレベリンシリーズにおけるパッケージ及び製品デザインの全面リニューアルや新製品の販売に向けた取り組み等が計画通り順調に進捗している。 2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.1%減の93.60億円、営業利益が同12.2%減の16.30億円、経常利益は同8.8%減の14.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%減の10.10億円とする期初計画を据え置いている。 《SF》
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正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01