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プロパスト Research Memo(5):高速回転で買収から売却へ、市場リスクは小さい

2018/8/3 16:35 FISCO
*16:35JST プロパスト Research Memo(5):高速回転で買収から売却へ、市場リスクは小さい ■プロパスト<3236>のバリューアップ事業 1. 事業概要 バリューアップ事業では、6ヶ月程度の短期案件を取り扱う。首都圏エリアを中心に3~5億円程度の中古の収益レジデンス等を購入し、バリューアップを実施することにより付加価値を高めた上で、個人投資家及び海外投資家を対象に売却を実施する。少額のバリューアップで効果的に付加価値を高めることで、短期間での売却及び資金回収を図る。同社は購入後すぐに工事に入るため、工事開始から1ヶ月後には販売を開始することもある。買収から売却へ高速回転で事業を回しており、すぐ売却できるため市場リスクが小さいと言える。現状、同事業では年間20棟ペースで売却している。 バリューアップ事業の2018年5月期の売上高は前期比10.5%減であったが、セグメント利益は同7.9%減にとどまったことから、セグメント利益率は前年同期の10.7%から11.0%に上昇した。売上高では会社全体の41.4%、営業利益では36.3%を占めている。 2. 特長 同社にはゼネコン出身者も多く、ノウハウに長けた人材が多い。特に、クリーニング、植栽、外光などの共用部分の管理が行き届かないところにもニーズはあり、資産価値の向上につなげている。 3. 実績例 最近の実績例として、幡ヶ谷プロジェクト(東京都渋谷区)、中馬込プロジェクト(東京都大田区)、西蒲田2プロジェクト(東京都大田区)、上高井戸プロジェクト(東京都杉並区)、南町プロジェクト(東京都板橋区)、北千束プロジェクト(東京都大田区)、大泉学園町(東京都練馬区)などがある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希) 《SF》
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分譲開発事業、賃貸開発事業、バリューアップ事業を展開する総合不動産ディベロッパー。首都圏マンション市場で事業展開。企画力、デザイン力が強み。駅近など利便性の高いレジデンス用物件を中心に仕入れを行う。 記:2024/10/25