マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 1:44:22
15,170,121
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

いちご Research Memo(2):心築(しんちく)技術を軸に3つの投資法人と連携する事業グループを形成

2018/5/25 15:47 FISCO
*15:47JST いちご Research Memo(2):心築(しんちく)技術を軸に3つの投資法人と連携する事業グループを形成 ■会社概要 1. 会社概要 いちご<2337>は、不動産ファンド運営会社及び資産流動化などを行う会社を前身とし、2000年に事業をスタートした。2002年には大証ナスダック・ジャパン市場(現東証JASDAQ市場)に上場し、私募不動産ファンドなどを通じて事業拡大を加速させた。リーマンショックを契機に、いちごトラストが大株主となり、資産運用ビジネスをコアとした事業の選択と集中を行った。その後、2008年に持株会社制に移行し、2011年にJ-REITの運用会社2社を子会社化し、J-REITへ参入。また、2012年にはクリーンエネルギー事業に参入。2015年11月にはホテルリート、2016年12月にはインフラ投資法人を上場させ、既存不動産に新しい価値を創造する心築事業を発展させている。2015年11月に東証1部に昇格、2016年8月にはJPX日経インデックス400の構成銘柄に選定され、現在は200位以内を目指している。不動産価値向上技術・ノウハウを軸にオフィス、ホテル、再生可能エネルギー発電の3つの投資法人と連携するユニークな企業グループである。 2. 事業内容 主な事業セグメントはアセットマネジメント事業、心築(しんちく)事業、クリーンエネルギー事業の3つである。アセットマネジメント事業は、いちごオフィスリート投資法人、いちごホテルリート投資法人及びいちごグリーンインフラ投資法人、自社グループで運用する私募不動産ファンドに対し、案件の発掘や供給、運営、管理などを行う。全社の売上高の4.2%(2018年2月期)、全社利益の9.8%(同左)を占め、安定して全社利益へ貢献する。心築事業は不動産保有期間の賃料収入を享受しつつ、遵法性の治癒や耐震補強、稼働率改善等に併せ、テナント満足度の向上を通じ、不動産価値の向上を図る。その後売却し高い売却益を実現する。2017年3月設立のいちごオーナーズもこのセグメントに入る。売上高の89.7%(2018年2月期)、営業利益の86.3%(同左)を稼ぐ同社の大黒柱である。クリーンエネルギー事業は太陽光を主とした再生可能エネルギー発電を行う比較的新しい事業であり、売上高の5.9%(2018年2月期)、営業利益の4.1%(同左)である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《MW》
関連銘柄 1件
2337 東証プライム
380
11/22 15:30
-2(-0.52%)
時価総額 169,334百万円
不動産資産運用会社。収益不動産を取得し、賃貸や売却で利益を得る心築事業を展開。アセットマネジメント事業、クリーンエネルギー事業も手掛ける。いちご目黒ビルは資産価値が向上。ワンファイブホテルズは成長。 記:2024/10/22