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個人投資家・株式注意女子:原油高メリット銘柄に注目【FISCOソーシャルレポーター】

2018/4/24 19:38 FISCO
*19:38JST 個人投資家・株式注意女子:原油高メリット銘柄に注目【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株式注意女子氏<ブログ「株式注意情報.jp」、ツイッター:@kabushikichuiを運営>が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年4月22日22時に執筆 3月26日に底値形成をした形となっている日経平均株価ですが、マクロ面で北朝鮮問題・米ロ関係・中東問題・米中貿易摩擦など、以前から存在していた問題とは言え、2月に大きく世界の株式市場が下落してからと言うもの慎重に見ている投資家が多いからか物色は日替わりであったり、懸念が浮上する度に上値が重い展開が続いています。 このような状況下でも堅調な推移をしているセクターがあります。 3月に行ったセミナーでご紹介させて頂いた銘柄群なのですが、「原油関連銘柄」です。 米国の対ロ制裁強化懸念や、シリアなどの中東問題、ベネズエラの財政状況懸念、5月12日にイランの核合意期日を迎えることなど、これらの懸念が浮上することで需給の逼迫が予想されることから「WTI原油先物」は上昇します。 一方でサウジアラビアを筆頭にOPECが減産を続けていることで、直近では目標としていた過剰在庫解消の97%を達成したことなども伝えられていることもあり、WTI原油先物は底堅く推移しています。 日本の決算発表は間もなく始まりますが、現在のWTI原油先物の水準であれば、来期見通しを控えめに発表するであろう日本企業でも、決算の上ぶれを期待しても良いと考えられるのが「原油高メリット銘柄」ではないでしょうか。 原油高メリット銘柄には 国際石油開発帝石<1605> 石油資源開発<1662> 昭和シェル<5002> 富士石油<5017> 出光興産<5019> JXTG<5020> コスモエネルギーホールディングス<5021> などが挙げられます。 日本には石油備蓄法令があり、石油精製業者は日本の石油消費量の70日分の備蓄を義務付けられている為、これらの銘柄はWTI原油先物が上昇することで在庫評価損益が業績に寄与します。 サウジアラビアがサウジアラムコのIPOに向けて原油価格は80ドルから100ドルに押し上げたい意向などとの報道もあることから、WTI原油先物は上値追いへの思惑もはたらきやすいようにも思えます。 相場全体は上向きになってきているとは言え、不安定な相場が続いているこんな時こそ、コモディティに関連する銘柄は動きを予測しやすく、様々な懸念によって上昇する原油価格に連動する銘柄への投資が有効なのではないでしょうか。 ---- 執筆者名:株式注意女子 ブログ名:株式注意情報.jp 《SK》
関連銘柄 7件
1605 東証プライム
1,974
11/29 15:30
+2.5(0.13%)
時価総額 2,485,534百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1662 東証プライム
1,082
11/29 15:30
+1(0.09%)
時価総額 278,074百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。海外はイラク・ガラフ油田など。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。人件費増が重し。 記:2024/09/04
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
5017 東証プライム
289
11/29 15:30
-4(-1.37%)
時価総額 22,595百万円
石油開発のアラビア石油と石油精製の富士石油が統合。開発からは撤退し、現在は千葉県で精製を行う。日本航空やJERAグループなど強固な顧客基盤が強み。精製コストの削減、高付加価値製品の増産などに取り組む。 記:2024/10/21
5019 東証プライム
999.7
11/29 15:30
-1.3(-0.13%)
時価総額 1,392,224百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5020 東証プライム
808.8
11/29 15:30
-1(-0.12%)
時価総額 2,452,970百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
6,510
11/29 15:30
-61(-0.93%)
時価総額 575,185百万円
コスモ石油、コスモエネルギー開発、コスモ石油マーケティングなどを傘下に収める持株会社。岩谷産業の持分法適用関連会社。再生可能エネルギー事業等も。半導体レジスト用樹脂など機能化学品の収益拡大に注力。 記:2024/08/10