マーケット
11/29 15:15
38,208.03
-141.03
44,910.65
+188.59
暗号資産
FISCO BTC Index
11/30 7:52:11
14,616,408
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・兜町放浪記:仮想通貨関連株の正念場【FISCOソーシャルレポーター】

2018/4/24 15:02 FISCO
*15:02JST 個人投資家・兜町放浪記:仮想通貨関連株の正念場【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年4月19日9時に執筆 今週に入ってからの東京市場は先週末に実行されたに米・英・仏よるシリア攻撃が限定的なものになったことで、緊迫していた中東情勢によって大きな混乱に陥ることなく日経平均は22000円を回復する意外な結果となっている。 先般、世間の注目を集めた国内2位の仮想通貨取引所コインチェックから仮想通貨NEMが巨額流出した事件から2ヶ月が経過しようとしている。 強盗事件なら未だに「3億円事件」が世間の驚きの天井の金額になっているが、今回の被害額が約580億円らしいとのことで、どこかフィクション性がついて回る話になってしまったようだ。 3億円事件は時効成立により迷宮入りすることで伝説化してしまった。今回の仮想通貨流出事件だが、いわゆるブロックチェーンによって「誰が・どこで・何をやったか」の足がつく相互監視態勢が構築される世界で起きている事件だ。果たして犯人が迷宮に逃げ込むことができるのか興味が沸く。 おかしなことに仮想通貨を持っている人を「利用者」ではなく「投資家」「投機家」と呼びたくなる風潮が出来上がってしまった。「それでいいのか?」と思うのだが。 直近の株式市場ではコインチェック社を買収するマネックスG<8698>の株価が騰勢を強めている。世間を騒がせた不祥事企業の買収となるが、経営陣を総入れ替えし、有力証券会社であるマネックスGの傘下になるとすれば仮想通貨取引自体の社会的認知度アップにもつながりそうだ。 流出額が巨額だったのと同時に、その大半を補償するだけのキャッシュをコインチェック社が苦も無く用意したことで「仮想通貨取引所運営とはそこまで巨額の利益を生み出す事業なのか」と直感的に感じた投資家は多いだろう。数百億円のキャッシュを即用意できるほどの高収益事業モデルなら、マネックスは安い買い物をしたことになる。株価が沸騰しても不思議な話ではない。 これまで市場の有力テーマであった仮想通貨関連株はマネックスGの業界参入により正念場を迎えている。連日のダントツ出来高1位となっている同社株から目が離せない。 ここでは、日本周辺の地政学リスク縮小を相場に織り込みたい流れとなるだろう。短期的に大きく売り込まれてきた新興市場銘柄の中から値動きの軽快な値嵩株に照準を合わせたい。以下の個別株に注目している。 SOU<9270> 直近で公表された決算では大幅増益となっており、今後の通期上方修正期待も底流にある。4/6につけた上場来高値に接近している。 フィル・カンパニー<3267> 駐車場スペース開発といったユニークな業態で業績を伸ばしている。1部上場を視野に入れる成長企業。 りそなホールディングス<8308> メガバンクの中でも株価の値動きは機敏な部類に入る。最終益は底固い。 --- 執筆者名:兜町放浪記 ブログ名:兜町放浪記 《FA》
関連銘柄 4件
3267 東証スタンダード
967
11/29 15:30
-1(-0.1%)
時価総額 5,587百万円
駐車場の上部空きスペースの活用を提案する空中店舗フィル・パーク、ガレージ付賃貸住宅「プレミアムガレージハウス」等を手掛ける。企画力などが強み。26.11期売上150億円目標。事業プロセス、組織改革を推進。 記:2024/10/29
8308 東証プライム
1,250
11/29 15:30
+21.5(1.75%)
時価総額 3,001,225百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。埼玉りそな銀行、関西みらい銀行なども傘下に持つ。収益・コスト構造改革の加速図る。26.3期当期純利益1700億円目標。 記:2024/10/28
8698 東証プライム
1,018
11/29 15:30
+24(2.41%)
時価総額 262,590百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
724
11/29 15:30
-10(-1.36%)
時価総額 9,798百万円
ブランド品、骨董・美術品のリユース事業を手掛ける。一般消費者から仕入れ、オークション等で同業他社に販売するCtoBtoB形態に特徴。WEBマーケティングなどによる仕入強化、自動車事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/03