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サイバーコム Research Memo(2):リーマンショック後は順調に業績拡大、2017年3月期は売上高最高値を記録

2018/3/27 15:32 FISCO
*15:32JST サイバーコム Research Memo(2):リーマンショック後は順調に業績拡大、2017年3月期は売上高最高値を記録 ■業績動向 1. 過去業績 (2017年3月期まで) 過去の業績について見ると、リーマンショック前の2008年3月期に、それまでの最高値の売上高と営業利益を記録した後、2011年3月期には2008年3月期比で売上高が約30%減少している。一般的に、30%ほども売上高が減少すると営業損失に転落する企業が多いなかで、サイバーコム<3852>は営業利益を確保している。比較的不況期に強い企業体質であることが推測できる。 その後は、売上高が順調に伸びるのに伴い営業利益も拡大している。2016年3月期にはリーマンショック前の最高売上高を更新した。この1~2年は横浜本社ビルの取得や技術者人材の確保などによる費用負担もあり、営業利益の通期での過去最高値の更新までには至っていないが、2019年までの中期経営計画の期間内では達成が期待される。 自己資本比率とROEの推移を見てみると、同社が上場を行った2008年3月期以降で自己資本比率が急激に上昇し、2011年3月期以降はおおむね60%前後で安定していることがわかる。2017年3月期の自己資本比率がやや低下して見えるのは、横浜本社ビル購入により固定資産が増加し、それに伴う未払金が期末時点で一部残っていたことなどのためであり、一時的なものである。 ROEについては、上場による自己資本の拡大期である2008年3月期からリーマンショック後の不況期である2012年3月期までは低下傾向にあったが、その後の業績回復に伴い、8~10%程度に上昇している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹) 《MH》
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富士ソフト傘下のソフト開発会社。通信分野に強み。受託開発主体にSI、自社パッケージも展開。通信ソフトウェア開発は好調。23.12期3Q累計は増収増益。富士ソフトによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/09