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グローブライド Research Memo(4):2018年3月期は営業増益、売上高は過去最高を更新する見通し

2017/7/7 15:44 FISCO
*15:44JST グローブライド Research Memo(4):2018年3月期は営業増益、売上高は過去最高を更新する見通し ■業績動向 2. 2018年3月期見通し グローブライド<7990>の2018年3月期の見通しは、売上高が82,000百万円(前期比3.6%増)、営業利益が3,500百万円(同2.4%増)、経常利益が3,000百万円(同22.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,900百万円(同13.0%減)を想定している。売上高については過去最高記録の80,652百万円を更新する見込みだ。 引き続き、国内では主力のフィッシング事業は革新的な商品を投入し、マーケット平均の伸びを上回る成長を目指していく。小売店向けには、イベントや販売促進活動など市場活性化策を積極的に行い、顧客の取り込みに力を注ぐ考えだ。 さらに、拡大するEC市場への対応がポイントになる。サプライ製品などは実物を取り扱っている実店舗が引き続き主流になるとみられるものの、リール、釣竿など高額品がネット販売にシフトしつつあり、EC市場への対応は喫緊の課題。EC向けは問屋を経由しての販売となるが、子会社で小売事業を営む株式会社ワールドスポーツではオムニチャネル構築への取組みが行なわれている。一方、海外については、為替動向が不透明な材料となるが、現地通貨ベースでは今後も拡大を予想。2017年3月期は3割以上伸びた中国を中心に、高付加価値品を求める顧客にアピールを続ける。 ゴルフについては、自社ブランドを大切にしながら、“ファン”である顧客に上質な製品・サービスを提供することで、着実な売上高増加を目指す。具体的には、「ONOFF」や「FOURTEEN」などのファンクラブで会員特典の試打会などを通じ、ブランド価値を高めると同時に製品をアピールする。また、ゴルフは、販売数量が伸びるのが新製品を投入した時期と重なる傾向が強い。今期は夏場にオノフレディースの新製品、来春に「ONOFF」赤シリーズの新製品が予定されておりそれらが投入されることで巻き返しが期待出来る。ラケットスポーツに関しても、競技人口が減る逆風の収益環境となるなか、引き続き「PRINCE」のブランド力アップに努め、販売を強化していく考えだ。 利益面では、売上拡大に向けた先行投資費用の増加が続くが、増収効果とコストダウンなどで吸収し、営業利益増を見込んでいる。なお、設備投資は3,000百万円前後を見込んでいる。 一方、財務面では、直近の3年間で設備投資を活発化させたため、有利子負債が増加。売上高の増加とともに在庫も増えている。自己資本比率の27.7%をさらにアップできるよう資本を充実させる考えだ。しかしながら、現在の財務状況は、利益が計画どおりに積み上がれば、返済余力から見ても何ら問題のない水準と言えそうだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也) 《NB》
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「ダイワ」ブランドで知られる釣具大手。中高級品に強み。フィッシング事業の売上構成比率は8割超。テニス用品やゴルフ用品等も。26.3期売上1500億円目標。スピニングリール「セルテート」の新モデルを発売。 記:2024/05/02