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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家スマイルマン:業績相場で狙うべき銘柄と注目ポイント

2017/2/6 10:36 FISCO
*10:36JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家スマイルマン:業績相場で狙うべき銘柄と注目ポイント 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2017年2月1日17時に執筆 株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンといいます。 2月1日の株式市場では、トランプ米大統領が為替相場に対して言及したことから不透明感が一気に増し、売りが優勢となりましたが、その後日経平均は切り返して引けました。 このことから相場全体のトレンドは従来どおり上とみて問題ないでしょう。 しかし、本日は新興市場で直近人気を集め大きく上昇していた銘柄から資金が抜けました。 この下落で個人投資家は大きく含み損を抱えている可能性があり、そういった人気銘柄は暫く上値が重たくなるかもしれません。 大きく崩れた人気銘柄はここから買いに行かない方がいいでしょう。 為替についてですが、トランプ氏が言及してくるのはある程度予想されていたことですし、数々の大統領令に署名しているのも選挙の公約どおりやっているだけです。 マスコミ全体が反トランプなので、報道自体もかなり大げさにされていると個人的には思っています。この点は頭に入れながら、日々の報道に目を通すのがいいでしょう。 しかし、1つだけトランプリスクで警戒しておかないといけないことがあります。 それはドル円の水準に対して具体的な数字を言及してくる可能性があるということです。 大統領が為替レートについて具体的な数字を出すことなど普通ならありえませんが、トランプ氏なら平気でやってくる可能性があります。これが出てくると一気にドル円が円高方向に走ることも想定されます。 考えられることとしては 「日本は通貨安政策を取っており、米国が損をしている。今のドルは明らかに高すぎる!本来なら1ドル=90円が妥当な水準だろう」 のようなイメージです。 こうなると、ドル円をロングしている投資家は一気に投げてくるのでそこだけ注意が必要かと。 逆にそれで大きく相場全体が崩れた時は買い場になるとみています。 なぜならトランプ氏の掲げる政策である減税や規制緩和は全てドル高に繋がるものだからです。あと今年は利上げも数回されることが予想されていますので、これもドル高に繋がります。 さて、前回のレポートでも書きましたが、決算発表のピークに入ったことから業績相場に移ったとみています。 好決算を出した銘柄は素直に大きく買われていることから、ここからは市場予想を超える好決算を出してきた銘柄を買うのがいいでしょう。 具体的には赤字続きだった会社が黒字転換したりとか、高成長が続いている銘柄が分かりやすくて良いのではないでしょうか。 高成長が続けているかどうかを見極めるうえで見ているのが売上高、営業利益、経常利益が10%~20%程度前年同期比で増えているかどうかです。あとは利益率も改善しているかどうかも重要ですね。 要はコスト削減とか円安とかの一時的な要因で業績が上振れたのではなく、自社の手掛ける製品なりサービスの売上がしっかり上がっている会社を狙いましょうということです。 当然と言えば当然なんですが、一時的な要因でも株価が大きく上がると忘れて飛びついてしまうことが私は結構ありましたので… 赤字からの黒字転換も同じです。何か一時的な要因で黒字転換してもすぐまた赤字に戻る可能性が高いので、何をきっかけに業績が改善したのかをチェックしておく必要があります。 毎年必ず何倍にも上がる銘柄があるので、その初動を上手く掴めるように頑張りましょう! ---- 執筆者名:スマイルマン ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記 《HK》