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注目銘柄ダイジェスト(前場):クラリオン、日金銭、明星電気など

2016/12/2 11:46 FISCO
*11:46JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):クラリオン、日金銭、明星電気など トーヨーカネツ<6369>:325円(前日比-30円) 下落率トップ。業績上方修正、並びに、大規模自社株買いの発表以降は株価が急伸、11月11日終値から前日終値までの上昇率は55%に達しており、本日は利益確定売りが優勢になっている。前日には自社株買いの取得状況を発表、11月14日から来年3月23日までを期間とした取得予定株数1000万株に対して、11月30日までの段階で690万株を取得。利食いのきっかけにつながっているようだ。 商船三井<9104>:317円(前日比+15円) 大幅続伸。シティグループ証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も240円から350円に引き上げている。海運業界全般的に、足元の円安やバルチック指数指数、タンカー市況高騰で下期業績に上振れ期待が出てきたと指摘。とりわけ、同社は、構造改革による収支改善効果でドライバルク部門中心に短中期業績ビジビリティが相対的に高いと評価している。 東京エレク<8035>:10100円(前日比-385円) 大幅反落。本日は同社のほか、SCREEN、日立国際、ディスコなど半導体製造装置各社の下げが目立っている。米国でSOX指数が5%近い下落となったことが売り材料につながっているもよう。アップル向け半導体サプライヤーへの業績懸念などが強まったもよう。トランプ新大統領の政策如何によって、アップルの業績動向が大きく左右されるとの見方も台頭しているようだ。 日金銭<6418>:1732円(前日比+151円) 大幅続伸。自民・公明両党ではカジノ法案を本日の衆院内閣委員会で採決する方針と伝わっている。本日中に可決される公算が大きくなっている。今国会での成立の有無には不透明感が強かったとみられ、関連銘柄にはあらためて期待感も高まる格好に。オーイズミなども強い動き。今後は整備計画がどのように進むか、各企業の関連度合いがどのようになっていくかなどが焦点に。 クラリオン<6796>:417円(前日比+49円) 急伸。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も320円から450円に引き上げている。車載カメラシステムの売上成長の再加速のタイミングが従来よりも早まったと捉えているようだ。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券でも、買い推奨継続で目標株価を370円から480円に引き上げ、先進運転支援システムの拡大を評価。 明星電気<6709>:111円(前日比+14円) 急騰。キヤノンがミニロケットの開発に参画するなど、国が主導してきた宇宙産業分野に民間企業が相次いで乗り出してきていると報じられている。今後の宇宙産業ビジネスの市場拡大が想定されることで、関連企業への期待感が高まる格好のようだ。日本初のロケット搭載電子機器メーカーであり、数多くの機器搭載の実績がある同社に短期資金の関心が高まっているようだ。 ピクセルCZ<2743>:820円(前日比+119円) 急伸。自民、公明両党がカジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案(カジノ法案)を本日午後の衆議院内閣委員会で採決する方針と伝わっており、同社やテックファム<3625>など関連銘柄に物色が向かっている。自民党は委員会で過半数を占めており、本日中に可決される公算が大きいと報じられている。同法案への対応が注目された公明党は自主投票とするもよう。 テクノアルファ<3089>:1080円(前日比+14円) 反発。エレクトロニクス事業において大型案件を受注したと発表している。受注したのは同事業が取り扱う半導体製造装置で約1.7億円。17年11月期の第1四半期から第2四半期にかけての売上になる見込みとしている。 《KS》
関連銘柄 9件
2743 東証スタンダード
59
11/22 15:30
-4(-6.35%)
時価総額 5,464百万円
金融機関向けシステム開発等の技術支援サービス、AWSの構築・運用代行等を手掛けるシステムイノベーション事業が主力。データセンター事業等も。データセンター事業ではコンテナ型データセンターの建設進める。 記:2024/08/05
3089 東証スタンダード
1,025
11/22 15:30
-9(-0.87%)
時価総額 2,374百万円
半導体製造装置や電子材料等の輸入、販売などを行うエレクトロニクス事業が主力。マリン・環境機器事業、SI事業、サイエンス事業も手掛ける。エレクトロニクス事業では製造ライン向け装置一式の販売強化を図る。 記:2024/10/24
612
11/22 15:30
+11(1.83%)
時価総額 4,599百万円
ICTソリューション事業を手掛けるテックファームを中核とする持株会社。自社サービス「コネクトアジア」等のクロスボーダー流通プラットフォーム事業も。ICTソリューション事業ではブランディング強化などに注力。 記:2024/08/23
6369 東証プライム
4,075
11/22 15:30
-5(-0.12%)
時価総額 33,916百万円
物流システムの設計、製作、施工等を行う物流ソリューション事業が主力。空港手荷物搬送システムで国内トップシェア。プラント事業、産業機械事業等も。配当性向50%以上目安。物流ソリューションは事業領域拡大図る。 記:2024/08/09
6418 東証プライム
1,060
11/22 15:30
-16(-1.49%)
時価総額 31,453百万円
貨幣処理機器や金融関連機器、遊技場向関連機器の製造・販売等を行う。紙幣識別機ユニットが主力製品。北米筆頭にゲーミング市場で高シェア。ゲーミング市場ではカジノホールの省力化など取扱製品の多様化図る。 記:2024/06/29
6709 東証2部
1,054
7/28 15:00
-4(-0.38%)
時価総額 13,997百万円
気象観測装置や宇宙観測機器、防災・減災関連機器を展開。小惑星探査機「はやぶさ2」に納入実績。21.3期通期は高速道路気象観測設備、三次元レーザーレーダーが売上増。同社株は21年7月29日付けで上場廃止へ。 記:2021/06/13
6796 東証1部
2,495
3/22 15:00
+1(0.04%)
時価総額 141,090百万円
車載機器メーカー。カーナビ、カーオーディオ、車載用カメラ等を手掛ける。日立グループ。業務用車載システムはバス機器分野でトップシェア。仏フォルシアの子会社がTOB開始。日本低調。19.3期3Qは業績苦戦。 記:2019/01/30
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9104 東証プライム
5,430
11/22 15:30
-9(-0.17%)
時価総額 1,968,668百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29