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日新電機---17年3月期は2ケタ増収増益を見込む、FPD製造用イオン注入装置の需要旺盛。

2016/9/23 8:27 FISCO
*08:27JST 日新電機---17年3月期は2ケタ増収増益を見込む、FPD製造用イオン注入装置の需要旺盛。 日新電機<6641>は、電力流通設備や太陽光発電設備、FPD・半導体製造用イオン注入装置などを提供。 ガス絶縁開閉装置は、独自の高電圧技術をもとに世界トップレベルのコンパクト化を実現。 電力会社向けの電力用コンデンサでは国内シェアほぼ100%。国内外に約30の子会社を持つ。海外では中国、東南アジアを中心に生産拠点を設け、グローバルな事業展開を図る。 17年3月期は売上高が前期比14.4%増の1,300.00億円、営業利益が同20.7%増の150.00億円、純利益が同17.3%増の100.00億円を計画。主力の電力機器事業が国内外で堅調。高精細・中小型FPD製造用イオン注入装置の販売も高水準が見込まれ増収増益。年間配当は4円増の22円予定。7月21日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比32.0%増の239.21億円、営業利益が25.48億円(前年同期は0.79億円の損失)、純利益が17.57億円(同1.97億円の損失)で着地。原価低減等が奏功し第一四半期としては過去最高益。通期予想は据え置いている。 同社は、中長期計画「VISION2020」(16年度~20年度)を策定。最終年度に売上高1,800億円、営業利益180億円、ROAとROEいずれも10%以上の達成が目標。1)電力機器、新エネルギー・環境分野(国内)、2)電力機器、新エネルギー分野(海外)、3)ライフエンジニアリング分野、4)次世代半導体・FPD製造用装置分野、5)モビリティ分野、6)新規分野(装置部品事業・医療・農業・食品)を成長領域として位置付け。各領域に対して、1)先進的新製品、2)先進技術、3)先進的ビジネスモデルを開発・投入することで事業成長を目指す。 《TN》
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電力機器メーカー。半導体・液晶製造装置や太陽光発電機器も。収益4Q偏重傾向。親会社の住友電気工業が完全子会社化に向けて行ったTOBが成立。同社株は4月27日付で上場廃止に。23.3期3Q累計は営業益続伸。 記:2023/04/12