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泉州電業 Research Memo(7):15/10期は手堅い予想、利益は上方修正の可能性も

2015/2/3 16:32 FISCO
*16:34JST 泉州電業 Research Memo(7):15/10期は手堅い予想、利益は上方修正の可能性も ■決算動向 (2)2015年10月期通期の業績見通し 泉州電業<9824>の2015年10月期通期の業績は、売上高が前年同期比1.8%増の77,300百万円、営業利益が5.8%増の2,630百万円、経常利益が同1.6%増の2,880百万円、当期純利益が同1.0%増の1,680百万円を見込む。平均の銅建値の影響はほぼ中立と予想している。 商品別の売上高(単体ベース)は下表のように予想されている。機器用・通信用電線は設備投資関連の需要がさらに増加すると見ており、前期比8.2%増の26,440百万円と予想している。電力用ケーブルはソーラー関連の伸びが一服すると見られること、さらに売上高よりも利益優先の営業を展開する計画であることから同2.6%減の24,030百万円を予想している。汎用被覆線は前期の反動から同2.9%増の8,790百万円、その他電線は特に積極的な販売を行わない予定であることから同8.9%減の4,900百万円と予想している。非電線はソーラー関連が失速する可能性があるので、同0.5%増の9,840百万円と予想している。 設備投資額は1,460百万円(前期208百万円)、減価償却費は450百万円(同425百万円)が計画されている。主な内容は、東京西八王子及び埼玉の営業所の拡張にそれぞれ500百万円を計画している。 現在の同社の事業環境から判断すると、旺盛な建設需要に支えられて電力用ケーブルは会社の予想を上回り前期比で増加する可能性が高い。また非電線もソーラー関連は不透明であるが、その他は増加する可能性がある。同社商品に対する需要は今期(2015年10月期)も引き続き好調に推移すると思われ、売上高は順調に拡大する可能性が高い。一方で、コストに関しては同社の見方はかなり保守的であることから、利益についても上方修正の可能性がありそうだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《FA》
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大手独立系電線商社。機器用・通信用電線、電力用ケーブルが柱。光ファイバーケーブル等も。在庫商品アイテム数は約5万点。26.10期売上高1500億円目標。自社ブランドを含む非電線商品の開発、拡販図る。 記:2024/05/06