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TOKAIHD Research Memo(1):2Q累計営業利益は期初計画を大きく上回る格好で着地

2014/12/22 18:36 FISCO
*18:36JST TOKAIHD Research Memo(1):2Q累計営業利益は期初計画を大きく上回る格好で着地 TOKAIホールディングス<3167>は、静岡県を地盤にLPガスを中心とした「エネルギー・住生活関連事業」と「情報通信事業」を展開する。「Total Life Concierge」(暮らしの総合サービス)構想を掲げ、2015年3月期より新中期経営計画3ヶ年計画「Innovation Plan 2016“Growing”」をスタート。最終年度となる2017年3月期に、売上高2,095億円、営業利益126億円の達成を目指す。 2015年3月期の第2四半期累計(2014年4月-9月期)の連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増の87,274百万円、営業利益が同341.7%増の1,816百万円となり、営業利益に関しては期初計画の720百万円を大きく上回る格好で着地した。LPガス事業における販売価格是正による増収効果が寄与したほか、アクア事業や情報通信事業を中心に、顧客獲得費用が想定よりも抑制できたことが増益要因となった。 2015年3月期業績は売上高が前期比4.2%増の196,900百万円、営業利益が同20.0%増の8,870百万円となる見通し。期初計画比では営業利益で660百万円の上方修正となり、第2四半期累計業績の上振れ分よりも小幅にとどめている。これは、NTT<9432>の光通信回線の卸売りが開始されることで、情報通信事業やCATV事業における競争激化が見込まれ、顧客獲得費用の増加など、全体的に費用を保守的に見積もっているのが要因だ。 新中期計画における成長戦略として、「リテール顧客の囲い込みと複数取引の推進」、「電力販売への新規参入によるTLCの実現」を重要戦略として進めていく。複数サービス取引に関しては、8月よりテストマーケティングを開始しており、今期中に同社グループの主要サービスを対象に、複数サービス利用時のポイント還元率をアップする加入促進施策を導入していく。現在は複数サービス契約率が7%にとどまっており、同施策の導入効果が期待される。また、電力販売サービスは2016年度の自由化以降、静岡並びに関東圏において参入を計画している。LPガスや電気などの利用状況の確認だけでなく、地域のレジャー情報やお買い得情報など、各種コンテンツ情報も含めた付加価値の高いHEMS(住宅用エネルギーマネジメントシステム)情報システムを構築し、「Total Life Concierge」構想の実現を目指していく考えだ。 ★Check Point ・売上高は半期ベースで5期連続の増収となり過去最高を更新 ・連結業績は期初計画から上方修正も、修正幅は保守的 ・単元当たり総合利回りは魅力的な水準 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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