マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 8:09:08
15,153,295
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

海外勢の買いへの思惑からリスク選好ムードが強まる【クロージング】

2024/5/20 16:11 FISCO
*16:11JST 海外勢の買いへの思惑からリスク選好ムードが強まる【クロージング】 20日の日経平均は反発。282.30円高の39069.68円(出来高概算18億株)と4月15日以来約1カ月ぶりに39000円台を回復して取引を終えた。前週末の米国市場でハイテク株が売られた流れを映し、朝方こそ半導体関連株などが売られ、日経平均は取引開始直後に38703.70円まで下げた。ただ、相対的な日本株の出遅れ感などから短期筋とみられる先物買いが次第に増えたほか、朝安の半導体関連株なども切り返し、前場終盤には39437.16円まで上値を伸ばした。その後は、米半導体大手エヌビディアの決算を22日に控えるなど、重要イベントを控えるなか、次第に様子見ムードが強まり、上げ幅を縮めた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、その他製品、情報通信の2業種を除く31業種が上昇。石油石炭、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、電気ガスの上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>、コナミG<9766>が軟化した。 前週末の米国では長期金利が上昇し、金利動向に敏感なグロース株が売られ、東京市場も値がさハイテク株中心に売りが先行。ただ、米系証券が「日本は緩やかなインフレと力強い名目GDP成長が均衡を保つ新たな局面へと入りつつあり、6月末のTOPIXの目標を3200ポイントに引き上げた」ため、海外勢による日本株買いが再び活発になるのではないかとの見方も強まった。日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。 本日は先物主導の上げで商いは盛り上がりに欠けていたとの声が多い。今週は20日にウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の講演、21日にはウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の講演など、FRB幹部の発言機会が多く予定されている。米利下げの実施に対して見方が分かれているだけに、今後の金融政策について、どのような見解を示すのか確認したいところだ。また、22日の米国市場の取引終了後にはエヌビディアの決算が発表される。先行きの業績予想に強気なスタンスを示せば、再び生成AI(人工知能)関連株への投資活発化につながることが予想されるだけに、決算の内容に関心が集まっている。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(0.95%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(-0.49%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(-0.35%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(0.66%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9766 東証プライム
14,675
11/22 15:30
+375(2.62%)
時価総額 2,105,862百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(0.42%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17