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注目銘柄ダイジェスト(前場):BEENOS、スノーピーク、くふうカンパニーなど

2024/2/21 11:50 FISCO
*11:50JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):BEENOS、スノーピーク、くふうカンパニーなど BEENOS<3328>:1613円(+200円) 大幅続伸。前日提出された大量保有報告書によると、アセット・バリュー・インベスターズが5.22%を保有する大株主になったことが明らかになっている。保有目的として、持続的な企業価値の向上に向けた重要提案行為等を行う可能性があるとされている。アセットバリューは「物言う株主」として知られる英ファンドであり、これまでもTBSや帝国繊維など複数企業に株主提案を行ってきている。 AIメカテック<6227>:3805円 ウ - ストップ安売り気配。第三者割当による第3回新株予約権の発行を発表している。新株予約権の総数は6530個で潜在株式数は65万3000株。当初行使価額は4121円となっている。希薄化は最大で11.63%となるもようであり、こうした潜在的な希薄化をネガティブ視する動きが優勢。なお、調達資金の約27億円は主に装置組立用建屋やクリーンルームなど設備投資に充当する計画。 レシップHD<7213>:739円 カ - ストップ高買い気配。前日に業績予想の上方修正を発表している。24年3月期営業利益は従来予想の15億円から27億円にまで引き上げ、前期は3.1億円の赤字であった。従来計画に対する第3四半期までの進捗率が38%にとどまっていたことから、想定外の大幅上振れとも捉えられている。新紙幣発行に伴う製品の更新や改造作業が計画より前倒しで進む見通しとなっているもよう。年間配当金も従来計画の7.5円から8.5円に引き上げ。 ハブ<3030>:874円 カ - ストップ高買い気配。株主優待制度の拡充を発表しており、買い材料視される展開になっている。これまでも100株以上の株主に対して優待カードを贈呈しているが、100株以上300株未満保有の株主には、これまでの優待カード1000円分を2000円分に引き上げる。300株から500株未満保有株主、500株以上保有株主も現行の3000円分、5000円分からそれぞれ倍額の水準へ。1000株以上保有株主には長期保有による優待枠拡大も。 スノーピーク<7816>:1249円(+111円) 大幅続伸。MBOの実施を正式に発表している。ベインキャピタル傘下企業が買付上限なしのTOBを実施。TOB価格は1株1250円で前日終値を9.8%上回る水準となっている。買い付け期間は2月21日から4月12日まで。先に観測報道が伝わり、TOB価格は1200円台になるともされていたことで、19日から連日のストップ高となっていた。正式なTOB価格決定で同水準へのサヤ寄せの動きとなっている。 くふうカンパニー<4376>:318円(+80円) ストップ高。300万株(20.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は4.8%。取得期間は21日から8月14日まで。割安と考える水準で推移している自社の株価動向と財務状況等を総合的に勘案し、将来の機動的な資本戦略に備えることが目的。自社株買いが株主還元につながると受け止められ、買い優勢となっているようだ。 サマンサJP<7829>:125円 カ - ストップ高買い気配。コナカ<7494>と株式交換による経営統合で基本合意書を締結したと発表している。意思決定を中心に効率的な経営体制を構築し、グループとしての総合力を発揮することが狙い。コナカを株式交換完全親会社、サマンサタバサジャパンリミテッドを株式交換完全子会社とし、サマンサタバサジャパンリミテッド株は6月27日に上場廃止となる予定。株式交換比率は4月中旬に予定している最終契約締結までに決定する。 ACSL<6232>:617円(+2円) 反発。準天頂衛星システムみちびきの信号認証サービスに対応した国産ドローンの開発に向けて実施したアンチGNSS(全地球航法衛星システム)スプーフィング(なりすまし)の実証実験が成功したと発表している。コア<2359>、楽天グループ<4755>との共同実験。実証実験の結果、みちびきの信号認証に対応し、正しくGNSSスプーフィングを検知・遮断・通知したことを確認したという。 《ST》
関連銘柄 11件
2359 東証プライム
1,825
11/22 15:30
+1(0.05%)
時価総額 27,074百万円
独立系ICT企業。IoT(AI)やメディアソリューション等を手掛ける産業技術ソリューション事業が柱。情報サービス、電気機器向け売上比率が高い。高付加価値ソリューションの創出、採用強化による人材確保図る。 記:2024/08/02
3030 東証スタンダード
741
11/22 15:30
+1(0.14%)
時価総額 9,507百万円
英国風パブ「HUB」を大都市圏に出店。スポーツイベントによる集客に強み。MIXIの持分法適用会社。店舗数は100店舗超。アプリメンバースタンプラリー企画は好評。メンバーズシステム活用で新規獲得図る。 記:2024/06/03
3328 東証プライム
3,445
11/22 15:30
+220(6.82%)
時価総額 46,866百万円
海外向け購入サポートサービス「Buyee」が主力。日本の通販商品の海外発送代行サービス、海外通販サイト「セカイモン」の運営等を手掛ける。グローバルコマース部門では積極プロモーションによる流通拡大図る。 記:2024/08/02
4376 東証グロース
218
11/22 15:30
+3(1.4%)
時価総額 13,056百万円
不動産情報サイト「オウチーノ」の運営を行うくふう住まい、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」のロコガイド等を傘下に収める持株会社。トクバイの月間利用者数は約1400万人。毎日の暮らし事業の立て直し図る。 記:2024/07/08
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(-1.4%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6227 東証スタンダード
2,399
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 14,905百万円
半導体パッケ-ジ製造装置、フラットパネル・ディスプレイ製造装置の開発、製造、販売などを行う。日立製作所からの新設分割によって2016年に誕生。JUKIと資本業務提携。光学製品向け投資などを積極化。 記:2024/08/09
6232 東証グロース
1,191
11/22 15:30
-30(-2.46%)
時価総額 18,834百万円
産業用ドローンの自社開発、ドローン活用の無人化システムの受注開発・生産・販売等を行う。独自開発の自律制御技術に強み。日本郵便と物流専用新型ドローンを共同開発。取引先は230社超。小型空撮、物流が注力領域。 記:2024/10/09
7213 東証スタンダード
512
11/22 15:30
+1(0.2%)
時価総額 8,137百万円
運行機器メーカー。バスや鉄道のワンマンシステム機器や運賃箱、ICカードシステム、運航管理システム、表示機器を提供する。バス用や鉄道用の運賃箱でトップシェア。移動需要回復が追い風。海外比率20%以上目指す。 記:2024/07/25
7494 東証スタンダード
244
11/22 15:30
-4(-1.61%)
時価総額 8,619百万円
大手紳士服チェーン。首都圏や大都市圏を中心に、紳士服のコナカ、コナカ・フタタを展開。英語学童保育「KidsDuo」のFCも展開。バッグや小物を手掛けるサマンサタバサと経営統合。赤字店舗閉鎖等で採算向上。 記:2024/07/08
7816 東証プライム
1,246
7/8 15:00
±0(0%)
時価総額 47,522百万円
アウトドア用品メーカー。オートキャンプ製品を中心に、高級アウトドア製品を製造、販売。全国で専門店を展開。販管費は増加。23.12期通期は業績苦戦。24.12期は大幅増益計画。MBO実施で非公開化図る。 記:2024/02/23
42
6/26 15:00
±0(0%)
時価総額 2,766百万円
ファッションブランドメーカー。バッグの企画、製造、販売、アパレルやジュエリー等も手掛ける。不採算店撤退で店舗数減少、客数回復は道半ば。疑義注記。親会社コナカによる完全子会社化で上場廃止へ。 記:2024/05/27