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注目銘柄ダイジェスト(前場):アセンテック、フォスター電、泉州電業など

2024/1/19 12:00 FISCO
*12:00JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アセンテック、フォスター電、泉州電業など アセンテック<3565>:572円(+79円) 大幅続伸。前日に24年1月期の増配を発表している。期末配当金は従来計画の7円から10円に引き上げ、前期比でも3円の増配となる。20%を目標としていた配当性向を30%に引き上げ、株主還元のさらなる充実を図るとしている。また、ハイブリッド勤務の定着、サイバーセキュリティ対策の重要性の高まりから同社製品の需要は引続き堅調で、今期末の受注残高が過去最高金額となる見通しともしている。 ラウンドワン<4680>:658円(+41円) 大幅反発。ジェフリーズ証券では投資判断を「バイ」に格上げ、目標株価も610円から770円に引き上げている。日本ではギガクレーンの設置が成長を牽引する可能性、米国では差別化と台数増加の加速により強いアップサイドの可能性があると判断しているもよう。PERはセクターの中央値17倍に対し10.6倍で取引されており、バリュエーションも魅力的と指摘している。 フォスター電<6794>:1108円(+82円) 大幅続伸。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを2000円としている。車載用スピーカで世界シェア3割程度のトップ企業であるが、グローバル製造体制、顧客ニーズへの対応力、製品クオリティなどでアドバンテージがあり、今後は強みを活かした展開が期待できると評価しているようだ。会社側では24年3月期営業利益を40億円、前期比63.6%増に上方修正しているが、いちよし証券では45億円と予想している。 泉州電業<9824>:3595円(+350円) 大幅反発。岩井コスモ証券では投資判断を「B+」から「A」に格上げ、目標株価も4100円から4800円に引き上げている。23年10月期は中計目標を2年前倒しで達成、シリコンサイクルの谷間を抜けたことや都市部再開発などの建設需要など高水準の需要が見込めるため、新中計の目標達成も可能としている。PER水準や配当利回り水準は魅力で、自社株買いの可能性もあるとし、投資妙味は高いと判断しているようだ。 東エレク<8035>:27950円(+1325円) 大幅続伸。投資判断引き上げのアップルの上昇、TSMCの好決算などを受けて米SOX指数は3%超の上昇となっており、同社など半導体関連株は買い優勢の展開に。注目されたTSMCの決算だが、10-12月期純利益は2387億台湾ドルで市場予想を100億台湾ドル超上回り、1-3月期売上高は180-188億ドルのレンジ予想で、中心値は市場予想の182億ドルを上回っている。 雨風太陽<5616>:1663円(+63円) 大幅に続伸。自社が運営する生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」で、群馬県の山本一太知事が出演するライブコマースを20日に開催すると発表している。食を通じた関係人口創出事業の一環として、群馬県と連携して同県産品を紹介する。山本知事のほか、フリーアナウンサーで野菜ソムリエ上級プロの竹下裕理氏が出演する。ライブコマースが拡販につながるとの期待から、買い優勢となっているようだ。 AHCグループ<7083>:795円 カ - ストップ高買い気配。24年11月期の営業損益予想を前期比489.4%増の1.20億円の黒字と発表している。福祉事業・介護事業の利用頻度を増やして収益改善を図る。外食事業はSNSを活用した販売促進を強化する。23年11月期の営業損益は0.20億円の黒字(前期実績は2.15億円の赤字)で着地した。新型コロナウイルスなどによる施設利用のキャンセルが想定を上回り、会社計画(0.61億円の黒字)を下回った。 アンジェス<4563>:74円(+5円) 大幅に続伸。乳児早老症であるハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群(HGPS)とプロセシング不全性プロジェロイド・ラミノパチー(PL)の治療剤「ゾキンヴィ」について、厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表している。HGPSとPLは、希少な致死性の遺伝的早老症で、若い時点から死亡率が加速度的に上昇する。ゾキンヴィは23年3月に希少疾病医薬品に指定されている。 《ST》
関連銘柄 8件
3565 東証スタンダード
655
11/22 15:30
+2(0.31%)
時価総額 8,867百万円
VDIソフトウェアなど仮想デスクトップ関連製品の販売等を行う。サーバ、ストレージ機器等のクラウドインフラ等も。メガバンクや官公庁に納入実績。自社製品の売上拡大を図る。仮想デスクトップ事業領域は好調。 記:2024/10/24
4563 東証グロース
55
11/22 15:30
+2(3.77%)
時価総額 14,128百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4680 東証プライム
1,004
11/22 15:30
-3(-0.3%)
時価総額 289,319百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
5616 東証グロース
849
11/22 15:30
+12(1.43%)
時価総額 2,051百万円
CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」等の個人向け食品関連サービスが主力。企業・自治体向けサービス、個人向け旅行関連サービスも。ポケットマルシェの利用ユーザー数は75万人超。主力事業は安定成長継続。 記:2024/06/28
6794 東証プライム
1,511
11/22 15:30
+36(2.44%)
時価総額 37,775百万円
音響機器・部品メーカー。車載用スピーカ・スピーカシステムなどを手掛けるスピーカ事業が主力。モバイルオーディオ事業、小型音響部品事業等も展開。車載関連向け受注の拡大に注力。原価改善施策にも取り組む。 記:2024/10/14
7083 東証グロース
1,285
11/22 15:30
+30(2.39%)
時価総額 2,702百万円
児童発達支援事業所「アプリキッズ」や放課後等デイサービス事業所「アプリ」等を展開する福祉事業が主力。デイサービス「クラス」等の運営も。配当性向30%目標。介護事業では質向上による利用回数の増加図る。 記:2024/10/26
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9824 東証プライム
5,410
11/22 15:30
-40(-0.73%)
時価総額 113,610百万円
独立系大手電線商社。機器用電線、通信用電線、電力用ケーブル、情報関連機器などを取り扱う。得意先数は3700社超。オリジナル商品などに強み。26.10期経常利益100億円目標。非電線商品の開発・拡販図る。 記:2024/10/24