マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 21:48:27
15,268,503
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

年末ラリー期待も新たな材料待ち【クロージング】

2023/11/29 16:05 FISCO
*16:05JST 年末ラリー期待も新たな材料待ち【クロージング】 29日の日経平均は3日続落。87.17円安の33321.22円(出来高概算13億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が上昇したものの、先物市場の弱い値動きにサヤ寄せする格好から売り先行で始まった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)幹部によるハト派的な発言を材料にした米長期金利の低下を背景に、円相場が一時1ドル=146円台後半へと円高に振れたことで、輸出関連株の重荷となった。日経平均は前場半ばに33179.07円まで水準を切り下げたが、売り一巡後は前場終盤にかけて切り返しており、後場の取引開始直後には33500円を回復する場面も見られた。買い一巡後はこう着感が強まり、プラス圏をキープできなかった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、輸送用機器、電力・ガス、サービス、情報通信の4業種が上昇。一方、鉄鋼、銀行、海運、保険など29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、レーザーテック<6920>、京セラ<6971>、リクルートHD<6098>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 前日の米国市場は、ウォラーFRB理事が講演で、「今後あと数カ月で利下げができる可能性がある」となど言及し、ハト派に転じたことが支援材料となり、主要株価指数は上昇した。ただ、発言を受けて米長期金利が低下。日米金利差縮小観測から円高が進んだことが重荷となった。一方、米著名投資家のビル・アックマン氏が、FRBは来年第1四半期にも利下げを開始するとの予想を示したことから、「大方の予想より早い段階での利下げになる」との見方が広がり、押し目を拾う動きが強まった。 年末ラリーへの期待や配当の再投資などプラス材料がある一方、日経平均の上昇ペースが速かっただけに利食い売りが出やすい。34000円を突破するには新たな支援材料が不可欠のようであり、目先は強弱感が対立しながら値固め局面が続くとみる向きが多い。 《CS》
関連銘柄 8件
9,824
11/22 15:30
+288(3.02%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(0.66%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6971 東証プライム
1,468
11/22 15:30
-1(-0.07%)
時価総額 2,217,376百万円
大手電子部品メーカー。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。京都府京都市に本社。事業の選択と集中を推進。中計では26.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(0.42%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17