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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソシオネクスト、BEENOS、Globeeなど

2023/8/25 11:34 FISCO
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソシオネクスト、BEENOS、Globeeなど クラレ<3405>:1614.5円(+36.5円) 大幅反発。SMBC日興証券はレーティングを「2」から「1」へ、目標株価を1500円から1950円へと引き上げた。化学物質「PFAS」の規制強化を追い風に活性炭の中長期見通しが大きく改善したと考えること、エバール(EVOH)の利益規模の拡大により全社業績の安定性及び成長性が高まったと判断すること、を主な理由としている。株価は既に上昇基調にあるが、2017年の高値と比較して依然低位にあるほか、24年12月期の同証券予想ベースのPERには割安感があると指摘している。 ソシオネクスト<6526>:16140円(-950円) 16250 -840 大幅続落。前日の東京市場での半導体株高の主因だった米エヌビディアが24日の通常取引では前日比ほぼ横ばいと伸び悩んだことで、本日は一転して半導体株が軒並み下落している。同社についてはレーティング格下げの影響で前日から下落していた。野村證券は目標株価を14600円から19000円へ引き上げた一方、レーティングは「Buy」から「Neutral」へと引き下げた。独自のソリューションSoCモデルは強固で中長期的な成長力評価に変更はないとしつつも、上場後の株価上昇で割安感が解消されたと指摘している。 森六<4249>:2150円(+40円) 大幅続伸で年初来高値を更新。グループ会社の森六テクノロジーがトヨタ自動車<7203>向けに樹脂部品を供給することが決定したと発表。森六テクノロジーからトヨタ自動車への樹脂部品の直接供給は今回が初めてのこと。製品供給のほとんどがホンダ<7267>向けだった同社にとって他メーカーへの供給開始は素直に業績拡大に結び付くものとして評価されているようだ。 ダイドー<3205>:296円(+9円) 大幅反発。オンワードHD<8016>との資本提携の解消を発表。コーポレートガバナンス改革における政策保有株式の縮減の動きを踏まえたもので、同社が保有するオンワード株(発行済株式総数の1.58%)を売却する。オンワードも保有する同社株(発行済株式総数の12.76%)を売却するが、同時に同規模の自己株式の取得を発表し、本日の寄り付き前に自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)にて買い付けを実施したもよう。資本効率の向上を図る一連の動きを評価する買いが先行している。 BEENOS<3328>:1690円(+86円) 大幅続伸。越境ECで同業の韓国最大手デリバードコリアの株式14.9%分を取得し、資本・業務提携したと日本経済新聞社が報じている。人気音楽グループ「BTS」の公式グッズなどエンターテインメント系の品ぞろえを増やすことで自社サイトの集客力を高める狙いとみられている。商品の国際配送に必要な航空便の確保などでも連携し競争力を高める方針のもよう。 Globee<5575>:2139円(+249円) 大幅に3日ぶり反発。主要株主であるベンチャーキャピタルのNVCC8号投資事業有限責任組合の株式保有分が8.93%から0.00%(保有なし)になっていることを確認したと発表している。Globeeが直接確認したもので、株主名簿管理人による株主判明調査は実施していないという。将来の大株主による株式大量売り出しの懸念が後退したとの見方から、買い優勢となっているようだ。 イーディーピー<7794>:2175円(+100円) 大幅に反発。ダイヤモンド単結晶の新製品を開発・発売すると発表している。従来の形状を上回る大型単結晶を開発し、人工ダイヤモンド宝石(LGD)市場向け種結晶やデバイス関連研究向け基板を発売するという。大型種結晶は13x13x0.3mmや14x14x0.3mmなどで、より大型の宝石を製作できる。大型研究用基板は11x11-14x14mm(厚さは任意)で、これまでの10x10mm基板ではできなかった大面積デバイスの開発が可能になるとしている。 クラダシ<5884>:480円(+44円) 大幅に3日ぶり反発。出光興産<5019>と業務提携し、出光公式アプリ「Drive On」会員を対象とした社会貢献型ショッピングサイト「Kuradashi × Drive On」を開設したと発表している。まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう商品などをDrive On会員向けに販売する。Drive On会員にフードロス削減や社会貢献の機会を提供し、出光系列サービスステーションを生活支援基地へ変革することを目指す。 《ST》
関連銘柄 12件
3205 東証スタンダード
872
11/22 15:30
+37(4.43%)
時価総額 26,768百万円
1879年創業のアパレルメーカー。紳士・婦人衣料製品等の製造・販売を行う。ニューヨーカー、ブルックスブラザーズが主力ブランド。不動産賃貸事業も。海外M&Aを推進。27.3期営業利益15億円目指す。 記:2024/10/03
3328 東証プライム
3,445
11/22 15:30
+220(6.82%)
時価総額 46,866百万円
海外向け購入サポートサービス「Buyee」が主力。日本の通販商品の海外発送代行サービス、海外通販サイト「セカイモン」の運営等を手掛ける。グローバルコマース部門では積極プロモーションによる流通拡大図る。 記:2024/08/02
3405 東証プライム
2,023
11/22 15:30
+58(2.95%)
時価総額 717,890百万円
化学メーカー大手。1926年創業。ポバール樹脂などビニルアセテート部門が柱。光学用ポバールフィルム、ガスバリア材「エバール」などで世界トップシェア。米国における活性炭製造設備等の早期安定稼働を図る。 記:2024/07/29
4249 東証プライム
2,045
11/22 15:30
+3(0.15%)
時価総額 30,389百万円
自動車の内装部品、外装部品を手掛ける樹脂加工製品事業が主力。生活材料やファインケミカル等のケミカル事業も展開。1663年創業。ホンダなどが主要取引先。医療・電子分野向け高機能多層フィルムは販売順調。 記:2024/10/24
5019 東証プライム
1,030.5
11/22 15:30
+20(1.98%)
時価総額 1,435,118百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5575 東証グロース
1,031
11/22 15:30
-14(-1.34%)
時価総額 5,223百万円
AI英語学習プラットフォーム「abceed」の開発、運営等を行う。シャドーイングなど豊富な学習機能が強み。累計ユーザー数は470万人超。教材コンテンツ数は1000超。サブスク売上比率が9割超と高い。 記:2024/10/26
5884 東証グロース
308
11/22 15:30
+3(0.98%)
時価総額 3,329百万円
フードロスに特化したプラットフォーム「Kuradashi」を運営。廃棄予定の商品を仕入れ、ECで販売。パートナー企業数は1700社超。累計会員数は53万人超。新規事業による成長加速などに取り組む。 記:2024/07/26
6526 東証プライム
2,360
11/22 15:30
+2(0.08%)
時価総額 423,382百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(1.26%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7794 東証グロース
711
11/22 15:30
+9(1.28%)
時価総額 9,330百万円
人工ダイヤモンド宝石(LGD)製造用種結晶が主力。半導体向け単結晶基板、光学部品用素材、工具用素材等も手掛ける。薄板ダイヤモンド量産技術などが強み。LGD分野におけるビジネスの多角化で収益構造の転換図る。 記:2024/08/30
523
11/22 15:30
+9(1.75%)
時価総額 82,593百万円
オンワード樫山を中核とする持株会社。1927年創業。23区、ICB、自由区などが基幹ブランド。ライフスタイル関連事業も展開。配当性向40%以上目安。機能性商品は販売順調。商品在庫水準の適正化を図る。 記:2024/10/24