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*13:33JST 米国株見通し：下げ渋りか、小売り決算発表で旺盛な消費に期待 （13時20分現在） S&P500先物　　　　　　4,422.75（+2.75） ナスダック100先物　　14,945.50（+3.25） 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は50ドル高。長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。 16日の主要3指数は続落。序盤のプラスを維持できず取引半ば以降は下げに転じ、ダウは180ドル安の34765ドルで引けた。注目の連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨ではほとんどの当局者が目先のインフレ率が再加速し、引き締め継続の方針を正当化するとみていたことが明らかになった。それを受けて金利高を背景に売りが強まり、相場を圧迫。一方、大手小売りの決算発表は強弱まちまちで、一部の銘柄は買い戻された。 下げ渋りか。今晩発表の新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数、景気先行指数はいずれも前回から改善が予想されている。国内経済の堅調さが顕著になればFRBの引き締め政策を後押しする手がかりとなるため、金利高を背景にハイテクを中心とした売りが続くだろう。原油相場の失速で、エネルギー関連も売られやすい。他方、小売り大手ウォルマートの決算発表が注目され、旺盛な消費を示す可能性もある。 《TY》