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注目銘柄ダイジェスト(前場):イオンファン、三栄建築、セキュアなど

2023/8/17 11:54 FISCO
*11:54JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):イオンファン、三栄建築、セキュアなど イオンファン<4343>:3195円(+185円) 大幅反発。前日に7月の月次動向を発表している。国内既存店売上高は前年同月比11.5%増、前月の同3.8%増から伸び率は拡大する形に。回復ペースの加速化をポジティブ視する動きになっている。プライズは「アイドルマスターSideM」や「遊戯王」がヒットしており、メダルもキャンペーンや新機種追加投入が奏功しているもよう。海外既存店は同19.5%増だが、中国は依然として回復途上のようだ。 関ペイント<4613>:2304.5円(-84円) 続落。野村證券では、目標株価を2500円から2600円に引き上げているものの、投資判断は「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。足元の株価上昇によって割安感が乏しくなったとの判断。日本やインドなどの自動車需要の回復や原燃料価格の下落、販売価格引上げなど、業績改善要因は概ね株価に織り込まれたとみているようだ。評価引き上げには、M&Aを含めた事業拡大によって成長性が高まることなどとしている。 パンパシHD<7532>:2977.5円(+58円) 大幅反発。前日に23年6月期の決算を発表、営業利益は1053億円で前期比18.7%増、従来計画の977億円を上振れる着地に。コンセンサス水準もやや上回ったとみられる。24年6月期は1110億円で同5.5%増の見通し、ほぼコンセンサス並みの水準に。免税売上の拡大などを見込んでいるもよう。足元ではコスト増によるコンセンサス未達懸念も強まりつつあったもようで、買い安心感へとつながる格好に。 アイコム<6820>:3030円(+144円) 大幅反発。前日に24年3月期の業績・配当予想を上方修正している。上半期営業利益は従来予想の10.4億円から13.9億円、前年同期比63.5%増に、通期では29億円から30.3億円、前期比6.3%増に引き上げ。経済活動正常化で海外市場を中心に無線機事業の需要が想定以上に底堅く推移しているもよう。年間配当金も従来計画の65円から82円に引き上げ、前期比10円の増配となる。 三栄建築<3228>:2019円(+176円) 買い気配。完全子会社化を目的に、オープンハウスがTOBを実施すると発表、同社ではTOBに賛同の意見を表明としている。TOB価格は2025円で前日終値比9.9%のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せを目指す動きになっている。同社は元社長が暴力団組長に利益供与したとされる問題で経営が揺れており、オープンハウス傘下入りで経営を立て直していくことになる。 メルディアD<1739>:763円 カ - ストップ高買い気配。オープンハウスグループ<3288>がメルディアDCの親会社である三栄建築設計<3228>に対して公開買い付け(TOB)を実施すると発表している。TOB価格は1株につき2025円(16日終値は1843円)で、TOB期間は17日から9月28日まで。三栄建築設計は賛同の意見を表明するとともに株主に対してTOBへの応募を推奨しており、同社株は上場廃止となる予定。なお、メルディアDC株の上場は維持される。 セキュア<4264>:1646円(+135円) 大幅に5日ぶり反発。セキュアの執行役員である谷口[吉吉]成氏の資産管理会YSH(東京都世田谷区)が筆頭株主のLYON(福島県郡山市)から、現物配当としてセキュア株を取得すると発表している。YSHの取得株数は29万4065株で、安定株主として長期保有することが目的。16日に提出された変更報告書によると、谷口[吉吉]成氏とYSHの保有割合は計9.18%から15.13%に上昇する一方、セキュアの社長である谷口辰成氏とLYONの保有割合は37.51%から31.29%に低下した。 網屋<4258>:1732円(+53円) 大幅に7日ぶり反発。グローバルセキュリティエキスパート<4417>と業務提携すると発表している。ログに基づくセキュリティ対策強化に加え、実効性のあるログ運用を実現するためのエンジニア向けセキュリティトレーニング講座提供で協業する。具体的には、準大手・中堅・中小企業向けにグローバルセキュリティエキスパートの「サイバーセキュリティ教育講座」と網屋のログマネジメントツール「ALog」を適切な価格で提供・販売するとしている。 《ST》
関連銘柄 10件
1739 東証グロース
1,089
4/23 14:59
-2(-0.18%)
時価総額 7,028百万円
京阪神地区地盤の建設会社。マンションやホテルなどの建築請負が主力。ワンルームマンション236戸の引渡しやマンション用地売却が寄与し、中間期は利益急伸。プレサンスコーポレーションによるTOBで上場廃止へ。  記:2024/03/21
3228 東証プライム
2,025
10/31 15:00
-48(-2.32%)
時価総額 42,966百万円
首都圏を中心に戸建分譲住宅を販売。木造三階建に強み。傘下にメルディアDC。オープンハウスGが8月に発表したTOBに賛同。TOB価格は2025円。TOB成立ならば上場廃止に。23.8期3Q累計は利益足踏み。 記:2023/08/17
3288 東証プライム
5,710
11/22 15:30
+34(0.6%)
時価総額 688,980百万円
新築一戸建住宅等を手掛けるオープンハウスを中核とする持株会社。プレサンスコーポレーション、メルディア等も傘下に持つ。戸建分譲は首都圏等で年間実績トップ。アメリカ不動産事業では現地管理棟数が5000棟突破。 記:2024/10/05
4258 東証グロース
3,185
11/22 15:30
+115(3.75%)
時価総額 13,737百万円
ログ管理製品「ALog」等のデータセキュリティ事業、クラウドVPN「Verona」等のネットワークセキュリティ事業を手掛ける。ログ管理製品は大企業などが顧客。キヤノンマーケティングジャパンと業務提携。 記:2024/08/13
4264 東証グロース
2,000
11/22 15:30
-13(-0.65%)
時価総額 9,536百万円
顔認証・画像認識技術を用いた入退室管理システム、監視カメラシステムの開発・販売等を行う。主にオフィス、工場、商業施設向けにサービスを提供。NVIDIAのGPUを活用したAI学習モデルの開発を開始。 記:2024/06/25
4343 東証プライム
2,976
11/22 15:30
+33(1.12%)
時価総額 58,859百万円
アミューズメント施設運営会社。モーリーファンタジー、スキッズガーデン等のブランドを展開。イオン傘下。店舗数は国内外で1200店舗超。新業態中心に新規出店。国内事業ではメダル部門の販促活動を継続的に強化。 記:2024/10/24
4,885
11/22 15:30
-205(-4.03%)
時価総額 37,331百万円
標的型メール訓練サービス等のサイバーセキュリティ事業が主力。セキュリティ人材事業、セキュリティ教育事業も。持分法適用関連会社にブロードバンドセキュリティ。販路拡大、サービスラインナップの拡充等に注力。 記:2024/09/01
4613 東証プライム
2,100.5
11/22 15:30
-23(-1.08%)
時価総額 392,665百万円
1918年創業の総合塗料メーカー。自動車、自動車補修向けで国内トップシェア。建築用塗料、船舶用塗料、家庭用塗料等も手掛ける。グローバル供給力などが強み。日本は商品ミックスの改善、原価低減などに取り組む。 記:2024/10/11
6820 東証プライム
2,788
11/22 15:30
-6(-0.21%)
時価総額 41,402百万円
無線通信機器メーカー。陸上業務用無線通信機器が主力。アマチュア無線通信機器、海上用無線通信機器、航空用無線通信機器等も。海外売上比率は約7割。海外市場における回線収入、ストックビジネスの拡大などに注力。 記:2024/10/10
3,678
11/22 15:30
+24(0.66%)
時価総額 2,335,846百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22