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*13:55JST 米国株見通し：底堅い値動きか、インフレ指標の低下に期待 （13時30分現在） S&P500先物　　　　　　4,437.75（+2.00） ナスダック100先物　　15,127.75（+27.50） 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は20ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。 29日の主要3指数はまちまち。ナスダックはほぼ変わらず、S&Pは反発、ダウもプラスに転じ269ドル高の34122ドルで取引を終えた。この日発表された1-3月期国内総生産（GDP）確定値の季節調整済み年率換算や新規失業保険申請件数が強い内容となり、景気減速懸念はいったん後退。ただ、それを受け長期金利が上昇し、ハイテクを中心とした売りが下押しする場面も。一方、ストレステスト公表後に銀行株が買われ指数の上昇に寄与した。 本日は底堅い値動きか。月末・期末を迎え、売り買いは交錯しやすい。連邦準備制度理事会（FRB)の引き締め長期化による影響が懸念されるなか、今晩発表のコアPCE価格指数は前年比で横ばいと予想されている。ある程度の高止まりは織り込まれるなか、予想よりも低調な内容に内容となれば、7月利上げ観測はいったん後退。その際には金利安を手がかりに、前日売り込まれたハイテクをはじめ割安感のある銘柄への買戻しが相場を支えるとみる。 《TY》