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前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開のなか、ソニーGの動向に注目~

2022/11/29 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開のなか、ソニーGの動向に注目~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着感の強い相場展開のなか、ソニーGの動向に注目 ■DyDo、3Q営業利益 55.7%減 23.26億円 ■前場の注目材料:富士通、セキュリティーで攻勢、イスラエルに新研究拠点 ■こう着感の強い相場展開のなか、ソニーGの動向に注目 29日の日本株市場は、28000円を支持線としたこう着感の強い相場展開が継続しそうだ。28日の米国市場はNYダウが497ドル安だった。中国政府のゼロコロナ政策に対する市民の抗議行動が広がり、サプライチェーン混乱を懸念した売りが強まった。また、NY連銀のウィリアムズ総裁が利上げを継続する必要性に言及したほか、セントルイス連銀のブラード総裁も24年も利上げ継続する可能性に言及するなど、タカ派発言が重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の28090円。円相場は1ドル138円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。連銀総裁によるタカ派発言は想定されていたこともあり、嫌気売りが強まる流れにはならないだろう。売り一巡後は底堅さが意識されるとみられるが、アジア市場の動向を見極めたいところであり、前場半ばまでは手掛けづらそうだ。上海やハンセン指数が大きく売られるようだと、先物主導で売りを仕掛けてくる動きにも向かいやすいだろう。 ただし、米国では重要な経済指標の発表を控えているため、内容次第ではインフレピークへの思惑なども高まりやすく、売り方にとっても積極的には仕掛けづらく、反対にショートカバーに向かわせる可能性はある。そのため、短期的なショートの動きにとどまると見られ、28000円に接近する局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また、米国では半導体株などの弱い値動きが目立っているため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは手掛けづらく、相対的にはTOPIX型優位の展開は想定される。 とはいえ、昨日のNT倍率は一時13.97倍と14.00倍を下回る場面も見られており、いったんはリバランスの動きも意識しておきたいところである。そのため、ハイテク株の押し目を狙う動きも入りそうであるが、ソニーG<6758>は米アップルに新型の画像センサーを納入すると報じられている。ソニーGへの物色が強まるようだと、半導体関連などへ物色が広がる展開が期待されよう。 ■DyDo、3Q営業利益 55.7%減 23.26億円 DyDo<2590>が発表した第3四半期業績は、売上高が1246.40億円、営業利益は前年同期比55.7%減の23.26億円だった。顧客志向営業の成果により、自販機設置台数は増加傾向を維持しているほか、スマート・オペレーション体制の全社展開をはじめとする、自販機市場における確固たる優位性確立に向けた取り組みは着実に進捗している。海外飲料事業においては、トルコ国内の急速なインフレや為替変動に対応した業績安定化に注力するほか、医薬品関連事業・食品事業における受注・販売の拡大や、希少疾病用医薬品事業では、医薬品等製造販売業許可の取得など、非飲料領域における取り組みも着実に進めている。一方、直近の国際情勢の変化による原油価格の高騰や急速な円安の進行により、原材料価格やエネルギーコストが高騰し、損益に大きな影響を与えている。 ■前場の注目材料 ・1ドル=138.80-90円 ・米原油先物は上昇(77.24、+0.96) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・富士通<6702>セキュリティーで攻勢、イスラエルに新研究拠点 ・四国電力<9507>家庭向け値上げ、平均28%、燃料高騰など影響 ・沖縄電力<9511>43.8%値上げ、来年4月、規制部門 ・ユニチカ<3103>ガラスビーズ販売事業を子会社に集約 ・伊藤忠<8001>米社に出資、バイオガス製造装置製販 ・丸紅<8002>ベトナム国営電力と覚書、脱炭素化事業を調査 ・アイシン<7259>電動化戦略加速、「eアクスル」年産450万台 ・ムトー精工<7927>岐阜に樹脂部品新工場、電動化・国内回帰対応 ・サイバーダイン<7779>米でリハビリ支援拠点拡大、装着スーツが難病患者改善効果 ・IHI<7013>米新興に出資、アンモニア関連供給網確保 ・東洋紡<3101>敦賀に新工場、PCR検査試薬など、24年に能力3倍 ・花王<4452>ポーラスター・スペースとドローンでガノデルマ病害の感染樹発見へ ・三菱瓦斯化学<4182>ガス坑井へCO2圧入、技術的課題検証へ ・三菱ケミG<4188>中国・上海市に食品関連製品の開発拠点 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月有効求人倍率(予想:1.35倍、9月:1.34倍) ・08:30 10月失業率(予想:2.5%、9月:2.6%) <海外> ・特になし 《ST》
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ダイドードリンコを中核とする持株会社。自販機台数で国内3位。ダイドーブレンドの缶コーヒーに強み。海外飲料事業や医薬品関連事業、食品事業等も展開。好調な販売により、医薬品関連事業は工場稼働率が向上。 記:2024/06/09
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包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
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ナイロンフィルム等の高分子事業、ガラス繊維等の機能資材事業、繊維事業等を展開。紡績会社として1889年に創業。中期経営計画では26.3期売上高1500億円目標。高機能製品、環境配慮型製品の拡販を図る。 記:2024/06/09
4182 東証プライム
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+62(2.18%)
時価総額 646,827百万円
メタノール、芳香族化学品等のグリーン・エネルギー&ケミカル事業、無機化学品等の機能化学品事業が柱。BT積層板、脱酸素剤等で世界トップシェア。不採算事業の見直し・再構築図る。27.3期売上8500億円目標。 記:2024/10/09
4188 東証プライム
830.8
11/22 15:30
+0.5(0.06%)
時価総額 1,251,424百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4452 東証プライム
6,208
11/22 15:30
+10(0.16%)
時価総額 2,892,307百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(0.58%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(-0.12%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7013 東証プライム
8,529
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-192(-2.2%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7259 東証プライム
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時価総額 1,306,169百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。駆動ユニット、電動ウォーターポンプ、パワースライドドアで世界シェアトップクラス。トヨタ以外ではステランティス社などが得意先。政策保有株式のゼロ化、グローバル在庫の圧縮図る。 記:2024/09/02
7779 東証グロース
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7927 東証スタンダード
1,689
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+22(1.32%)
時価総額 13,073百万円
プラスチック成形事業が主力。岐阜県各務原市に本社。ソニーグループなどが主要取引先。精密プレス部品事業、プリント基板事業も展開。廃プラスチックの利用、フリーブレンド成形等で既存顧客のニーズ開拓図る。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(-0.05%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,395.5
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+6.5(0.27%)
時価総額 4,015,766百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
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11/22 15:30
-9.5(-0.76%)
時価総額 255,986百万円
四国地盤の電力会社。原子力発電、火力発電が軸。情報通信事業、建設・エンジニアリング事業、アグリ事業等も展開。香川県高松市に本社。26.3期経常利益400億円以上目標。電源の低炭素化・脱炭素化の推進図る。 記:2024/10/29
9511 東証プライム
974
11/22 15:30
-1(-0.1%)
時価総額 55,448百万円
沖縄県が営業エリアの電力会社。沖縄本島、30超の有人離島に電力を供給。発電電力量は石炭、LNG比率が高い。送配電、電気設備工事等も。発電事業では発電費用の低減進める。小売事業は販売電力量の維持・拡大図る。 記:2024/08/06